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Posted by ミリタリーブログ at

2009年12月05日

初速の安定とクリーンヒット!

落下の法則とは「物体の落下速度は、その重さによらず一定である。」って事なんですが、これが大きく射撃にも影響します。

以前アメリカの番組で「怪しい伝説」と言うけったいな番組があるのですが(ディスカバリーチャンネルでやってます。)で興味深い実験をやってました。


1m高さで銃弾を発射した時、その銃弾が床に着く時間は、発射せず1mの高さから落とした弾頭と同じか?

と、言うものです。

銃から発射された銃弾には「運動エネルギー」があります。普通落下させた銃弾と同じ時間で落ちる(床に着く)とは考えにくいのですが、この実験結果は全く同じ時間で床に落下していました。

銃は銃弾が放物線を描かないように、平行度を出す為にレーザーポインターで平行にセットされています。
この時、番組で言っていたのは実弾であっても発射位置と全く同じ高さ(床から1m)を維持できるのは6mだけだそうです。

実銃でも6mしか真っ直ぐは飛ばないという事です。
これは、興味深い!

つまり、実銃であっても6m以上先のターゲットに当てるには少し上を狙う必要がある。と言うことですな!

勿論、通常はサイト自体がそのように調整されていますけど。

因みに、この実験で使ってていたのは「ガバメントの9mm使用」(だったと思います。)で発射された弾丸が床に着いたのは105m先でした。

ここで、トイガンに置き換えます。実弾が105m飛ぶのは初速のおかげです。1mの高さから落とした物体が床に着くまでの時間は0.35秒(詳しい計算をした訳ではありません。この番組の受売りです。)

と、いう事は初速80m/sのエアガンを1mの高さから発射した場合、約28mしか飛ばない。って事になります。
逆に言えば1m上を狙えば当たるという事です。

しかし、もの事そんなに簡単にはいきません。

1m上を狙うという事は、勿論銃を上に向けます。すると弾は放物線を描きますよね。
となると、落下する時間が変わります。放物線の頂点に達するまでは弾は落下してません。

上に上昇しているです。頂点に達してから落下します。

コレを計算でしようとすると頭がグチャグチャになりそうです!

ですから、コレは勘に頼る事にしましょう!
まぁ、感というか経験値ですね。自分の銃がどのくらいの距離でどの辺りに飛ぶかを経験値で覚えとく必要があるって事です。

ところが、この勘を狂わすヤツがいます。

初速です。

どの距離でどの辺りに弾が飛んでいくかは初速によって大きく違ってきます。
判りやすい例は「マルイのニュー銀ダン」です。

これ、めちゃくちゃ当たります。その秘訣は初速の安定にあるのです。

試しに3丁の「ニュー銀ダン」の初速チェックをしてみました。
対するは、祭りのクジ引きで当たった?中国製エアガンです!


測定は10発測定して一番早い初速と遅い初速の差を計算します。
結果

ニュー銀ダン1・・・・・・・・・・・・0.9m/s (最低22.4m/ s 最高23.3m/s)
ニュー銀ダン2・・・・・・・・・・・・1.0m/s (最低24.3m/ s 最高25.3m/s)ニュー銀ダン2・・・・・・・・・・・・1.8m/s (最低22.7m/ s 最高24.5m/s)


対する中国製
M92F風エアコキガン・・・・・・8.0m/s (最低35.9m/ s 最高43.9m/s)

といった感じです。勿論「ニュー銀ダン」であっても上に上がる・右に寄るなどクセがありますから、サイトどうりに当たるかは、別ですが、その「クセ」が安定しているのは確かです。

対する中国製エアコキガンは撃つとどこに飛んでいくやら判りません。しかし初速はニュー銀ダンの2倍近くです

以上の結果から初速の安定がクリーンヒットを目指す一つの要因である事は間違いありません。  

Posted by マッドポリス at 18:01Comments(1)射撃