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Posted by ミリタリーブログ at

2009年11月24日

大激闘!マッドポリス’80

当店店名の由来でもある「大激闘 マッドポリス80」についてのお話です。

マッドポリス80は名前でもわかるように1980年から日本テレビ系列で放送された刑事ドラマです。
当時小学3年生だった私には忘れる事の出来ない作品の一つです。 物語は1980年代日本の暴力団は幾多の内部抗争と政治との癒着の末全国統一を成し遂げ、更に海外のマフィアとも手を組み「ジャパンマフィア」という巨大犯罪組織を形成した。警察庁は選りすぐりの精鋭を集め、このジャパンマフィアに対抗した。この組織のたった一つの目的はジャパンマフィアの壊滅である。恐れを知らぬ彼らの行動をジャパンマフィアはマッドポリス(命知らずの警官)と恐れ戦いた。
と、まぁこんな語りから始まる作品です。作品の詳しい内容はでも見て下さい。

当時の番宣では「10秒に一発撃ち、一分にひとりの犯人が死ぬ」をうたい文句にしていて、それまでの刑事ドラマにはない凄まじい銃撃戦が見れると、番組放送前からワクワクしていたのを思い出します。
登場する銃も当時は異色な物でした。キャップ氷室(渡瀬恒彦)が使用するのが「ルガーP08」に「M16E1」とそれまでの刑事ドラマには出てきた事がないような銃です。(後のメンバーは当時お約束だったハイパトでしたが。)

加えて当時憧れの的だったマツダRX-7(SA22C)が使われていました。

そして決定的なのはマッドポリスのアジト(マッドポリスは警察庁において非公式の組織だったので、普段は民間の建築設計事務所のフリをしていた。)にある武器庫である。いざ!出動となるとキャップの氷室がデスクの下のボタンを押すと酒棚が自動的に開き、その奥に大量の拳銃・ライフルが保管されていて、メンバーが自分の銃を取り出していく。この時リボルバーはスイングアウトさせ、氷室はルガーとM16のマガジンを抜き弾の装填を確認するのであるが、

これがたまらなくカッコイイ!
仕掛けとしては安直な発想であるが、それまで(その後も)こんなに派手でカッコイイ武器庫は見た事がない。

しかし、残念ながら「特命刑事」になってからは普通のクローゼットに変わってしまった。(過激な暴力描写が当時は受入れられず視聴率の低迷から16話で打ち切られ、「特命刑事」とタイトルが変わり、同じ主演者・同じシチュエーションではあるがソフト路線に切り替えられてしまった。)

ガンアクションとしては、当時なりの物で発砲シーンは電着銃を使用していたと思われますので排莢・ブローバックは勿論しません。氷室以外の殆どは当時定番のMGCハイウェイパトロールマン。
最終回の自衛隊と繰り広げる銃撃戦では、自衛隊側はM1カービンは良いとして、M16を持ってる者が居てるなどリアリティと言う意味では誉めたもんではないでしょう。

M16はMGCの金属製。どういう訳かフォワードアシスト(アッパーレシーバー後部に付いている三角形の押しボタン)が四角いと言う代物でした。
今でこそアサルトライフルの定番のようになっていますが、当時M16はガンマニアなら必ず憧れていた銃でモデルアップもMGCとLSのプラモデル(ディスプレイ)ぐらいしかありませんでした。
私の記憶ではMGCのM16(A1とE1があった)は¥18000ぐらいだったかな?
因みに同じMGCのコルトローマン(ABS)が¥5700だったと思います。LSのM16は¥5000前後だったかな?
当時近くに高校生ぐらいのお兄ちゃんが居てこの金属製M16を持っていました。

今思えば、このお兄ちゃん達もモデルガン片手に打ち合いごっこをしていましたが、これも今の高校生では考えられませんね。
そんな、大らかな時代の話です。   

Posted by マッドポリス at 23:07Comments(0)映画・TVドラマ