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Posted by ミリタリーブログ at

2012年10月18日

MEU カスタム”USMC171"





多くは語りません。
「ClassⅡカスタム MEU(SOC).45 USMC171」
シリアルナンバーは”USMC 171”です。
タニオコバGM7 「プロフェッショナルMEU」ベース発火式モデルガン
限定1丁   価格は¥43000

詳しくはコチラから






  

Posted by マッドポリス at 19:10Comments(0)製品インプレ

2012年10月18日

MEU Pistol 考察①


タニオコバから新しい「プロフェッショナルMEU」が発売されましたが、

この「プロフェッショナル」ってのは何?
確かに東京マルイの「MEU」もプロフェッショナルです。


MEU(海兵遠征隊)が使っているのが「MEUピストル」となりますが、厳密に言えばM1911A1だけではありません。
が、面倒くさいんで、ここでは「MEU」=M1911A1とします。

1985年に米軍がそれまで使っていたM1911A1からベレッタM9に正式採用銃を変えるのですが、MEUでは9mmでは頼りないんで、45口径を使いたいと我がままを爆発させ、退役するM1911A1から程度の良いモノを選んで、民間用のカスタムパーツをくっ付けて使った!ってな銃です。
詳しくはウキペディアでも見て下さい。

そこで、このMEUホンモノはどんな銃?
ホンモノはメッチャえぇ加減な銃です。

画像を見てもらうと解ると思いますが、皆さんのよくご存知のMEUとは少し違います。

リアサイトはノバックではありません。
資料によるとスプリングフィールドアーモリーの「PI5127M」となっていますが・・・・
ハンマーはリングハンマー(シリンダー&スライドらしい・・)
トリガーはスリーホール(これもシリンダー&スライドらしい・・・)
フレームはM1911A1のままです。

実はMEUは納入時期によって大きく分けて4・5種類存在するみたいなんですが、初期のMEUのフレームはM1911A1のまんまです。
この辺りの事もウキペディアに書いてますが、どうたらフレーム(本体)はそのままで、消耗パーツだけ変えるんだから、議会の承認はいらねぇ!ってな強引な手法で作られたようです。
因みにM1911A1はWW2終戦の1945年以降は米軍に納入されていませんから、MEUに使われたフレームは1985年当時、新しくても20年落ちのフレームです。

スライドもスプリングフィールドだけではなく、一部キャスピアンなんかもあったようです。


まぁ普通アメリカでは銃なんて所詮道具にしかすぎませんから、そんなに拘ってませんし仕上げも綺麗じゃありません。
この画像のMEUなんか、フレーム前部に「LEAD」君が明らかに手彫りで名前をいれちゃってます。

じゃあ、マルイやタニオコバのMEUはウソなのか!!
いえいえ、ちゃんと「プロフェッショナル」のMEUも存在します。


この画像ではわかりませんがフレームのアドレス刻印は「SPRING FIELD」になっており、シリアルはUSMCで始まる3桁(4桁以降もあるかもしれません。)
コレは”バリアント4”(この言い方自体MEUで使われている言い方かは不明です。)からスプリングフィールド製のフレームを買って使っていますが、同じバリアント4でもフレーム形状の違うモノが存在します。

この画像のMEUはセレーションやスライドのダストカバーがなんとなく金色に見えるんですが、これは恐らく一度タンカラーに塗った名残では?
塗った後、一生懸命剥がしたがセレーションや刻印の奥まで剥がせなかったって感じです。
グリップにはマジックで番号が書かれています。
(こういう雑さがカッコイイと思うのですが・・・)


つまり、「MEUピストル」ってのはメチャクチャな銃なんですね!

アメリカ本国でも「MEUのレプリカを作ろう!」的なサイトがあって、アメリカ人マニアの人たちが喧々諤々やっています。
因みにオイラの知り合いの自称?元アメリカ海兵隊員(変なアメリカ人)はM1911を見てもあまり反応しませんでしたが、ベレッタを見た瞬間「Oh!エンナイン!ですね?」(Mの発音がムチャクチャいい)と言ってましたから、やはり海兵隊でも三下の兵隊はMEUピストルなんて存在自体知らないかもしれません。

  

Posted by マッドポリス at 13:54Comments(1)製品インプレ