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Posted by ミリタリーブログ at

2013年04月18日

カスタムフレームが出来るまで・・


みなさんこんばんわ。

今日はカスタムフレーム製作の一部をご案内してみます。
ご存知のように”タニオコバGM7”はタクティカル系ガベメントです。
よって、ノーマルのM1911A1などを作る為には加工が必要です。

一番わかり易いのが”スライド”なんですが、何度もご紹介しているようにノバックサイトの切り欠きが金型から入っている為、その切り欠きを埋めないとノーマルサイトは付きません。
この加工は以前にもご紹介しました。

ところがスライドだけでは無く”フレーム”も加工が必要なのです。


右がGM7ノーマルのフレーム 左は加工開始したフレームです。
ノーマルはビーバーテールのグリップセフティ用に短くなっています。
M1911A1やシリーズ70などは、もう少し長いのです。

実は今回の加工は「ハンマーをシリーズ70のスパーハンマーにしたい。」というご依頼から始まったのです。ハンマーをノーマルハンマーにするとビーバーテールのフリップセフティでは当たってしまいハンマーがコックされません。
そこでノーマル形状のグリップセフティにする訳ですが、そうするとフレームが短いので不恰好になってしまいます。



HWは接着できません。そこで熱溶着を施して少しづつ形を作っていきます。
熱溶着といっても樹脂の種類によって溶着温度は様々です。
低いと溶け込まないですし、熱すぎると樹脂が劣化します。
又、一度に大量に盛ると母材との温度差で溶け込みませんから、少しづつ塗るように盛っていきます。


(右はマルイM1911A1のフレーム)
大体の形ができたら、ヤスリで修正をしていきます。
直線ではなく、微妙なカーブを描いていますので雰囲気を崩さないように形を作ります。


最終仕上げまでは行ってませんが、大体出来上がりです。
こう書くと、数分で出来そうですが、ここまでの状態にするのに約4時間近くかかります。

このフレームは”スウェンソンタイプ スクエアトリガーガード”に加工しています。

ご自分でカスタムされる方は自己責任でお願いしますね!
この加工方法に関してのお問い合わせには一切答えません。
特に全然知らない人には、間違ってもお答えしませんので・・・







  


Posted by マッドポリス at 22:48Comments(0)製品インプレ