2014年03月08日

ダイヤモンドバック 修理編


今回は、懐かしの”国際 ダイヤモンドバック”の修理です。

ダイヤモンドバック 修理編
若い人はあまり知らないモデルですが、パイソンの38スペシャル版がダイヤモンドバック
無骨なデザインは今でも人気のあるモデルです。

ダイヤモンドバック 修理編
シリンダーヨークの軸折れ。
古い亜鉛合金なんで、こういった場所がよく破損します。

ダイヤモンドバック 修理編
ってなわけで、折れた軸の中心に穴を空けます。
旋盤で加工しますが、当り面が真っ直ぐでないので中心がとりにくいんです。

ダイヤモンドバック 修理編
空けた穴に入れるように、新しい軸を真鍮で削り出します。

ダイヤモンドバック 修理編
出来上がった真鍮の軸をヨークにねじ込みます。
ネジ山が曲がっていると真っ直ぐ付かず、斜めになるので慎重に作業します。
失敗したら、代替えパーツは無いですからね・・・

ダイヤモンドバック 修理編
飛び出た部分を削除して研磨を行い表面処理を行うなうと、こんな感じで出来上がります。

古いモデルの修理は、破損部分だけでなく他の部分にも気を使います。
破損が起こっているという事は、他の部分も”もろく”なっている訳ですから、修理中に他のパーツが破損する事も・・
今回は上手くいきました!







同じカテゴリー(製品インプレ)の記事画像
マルイMEUベース キンバーです
M29 ダーティーハリー クラシックノワール
電子トリガー バースト・弾数制限
今日のお仕事 10/16
次元のコンバットマグナム その2
次元のコンバットマグナム
同じカテゴリー(製品インプレ)の記事
 マルイMEUベース キンバーです (2016-02-14 20:06)
 M29 ダーティーハリー クラシックノワール (2015-03-31 20:55)
 電子トリガー バースト・弾数制限 (2015-01-18 19:47)
 今日のお仕事 10/16 (2014-10-16 20:23)
 次元のコンバットマグナム その2 (2014-10-15 19:57)
 次元のコンバットマグナム (2014-09-24 19:52)

Posted by マッドポリス at 20:35│Comments(4)製品インプレ
この記事へのコメント
すぐにリバイバル化が出来そうな銃ですが、まだまだマイナーな銃ですよね。

S&W製リボルバー好きの私ですが、この銃の「ダイヤモンドバック」というステキな名前が好きです。 (由来は違うと思いますが 笑 )
Posted by T澤 at 2014年03月09日 01:00
お世話になります。

小僧の頃、自転車でアメ横のCMCに行きウィンドウ内のこいつを見て、
いつか買うぞーと思ってましたら、現在はメーカーごと無くなりました
多分、六人部氏の設計かと思いますが(違ってましたらスイマセン)今更ながら当時購入しなかったことに後悔しております。

しかし、何故コルト社は自社製品に蛇の名前を付けるのでしょうか?
謎ですねー
Posted by 専務 at 2014年03月09日 15:46
T澤様 なかなかマイナーな銃なので再販は絶望的ですね。
チープな感じは私も好きなんですが・・
Posted by マッドポリスマッドポリス at 2014年03月10日 21:45
専務様
先ほどオーナーさんから連絡があって国際製だったみたいです。
この頃の国際はコピーだらけで区別つかない物が多いですね。

コルトのネーミング・・・なぞです。
Posted by マッドポリスマッドポリス at 2014年03月10日 21:47
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。