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Posted by ミリタリーブログ at

2017年08月24日

MEU用キンバーサイト ¥980から 3Dプリント


マルイMEU ウォーリア系などに取付可能な「キンバー風リアサイト」のご紹介です。

このリアサイトなんですが、なんと!3Dプリンターで製作されています!

今までですと、
「設計を行い・原型を作成し・型取りを行い・注型する・・」

と非常に手間がかかってしまい、このようなパーツであってもなかなか安価で販売する事が出来ませんでした。

しかしながら、DMMさんの3Dプリントサービスを使えば非常に安価で皆様に使って頂けるようになります。


この「キンバー風リアサイト」 素材はABSなんかより強固なナイロン繊維で出来ています。
MEUなどのリアサイト用の切欠きはキンバーの物とは違いますので、実物のキンバーサイトの形状では取り付ける事は出来ません。
マルイ純正の切欠きに合うように、設計していますので形状など多少デフォルメを行っていますが、スライドの上面ラウンドにキレイにフィットした雰囲気は正にキンバーサイトです。(あっ・・風です・・)


価格はなんと!
¥980(ナイロン ナチュラルカラー) 
¥1680(ナイロン ブラックカラー)

マットな仕上げがイヤだと言う方は、
¥1680(ナイロン ブラック磨き)

更にチタン製なら
5480円(チタン ナチュラル) 7980円(チタン磨き)

購入方法はDMM クリエイターズマーケットにアクセス頂くと、本品の3Dデータをアップしていますので、プリント注文をするだけです。
すると、DMMさんがこのデータを元に「キンバー風リアサイト」を高性能3Dプリンター(個人やショップレベルで導入できるレベルでは無い機種です。)でプリントして、あなたのお手元にお届け!

正に新時代の販売方法です!!

この方法を行えば、今までなかなか商品化する事が難しかったレアな商品をお手頃な価格でご提供する事が可能になりますので、カスタム領域がグーンと広がります!!


お買い求めはDMM クリエイターズマーケットからご注文下さい。
ご注文時にエクスプレスサービスをお使いになられますと、1週間程度でお手元に届きます。







  


Posted by マッドポリス at 20:25Comments(1)

2016年12月29日

マルシンCZ75エクストリーム


皆様 ご無沙汰しております。
久々のブログ更新となってしまいました。

2016年も後わずかですが、皆さんはどのような1年でしたか?
オイラは色々と有りすぎて、何とも言えな1年となってしまいました・・(笑)

さて、2016年の仕事納めはマルシンの隠れた名作
"CZ75 エクストリーム”
です。
ガスオペレーションBLKのモデルガンですが、近年発売されたデュアルマキシとは違い、ガスをハンマーSPハウジングに注入しますので、デュアルマキシだと豆つぶみたいなカートですが、エクストリームのカートはフルサイズです。



このエクストリームCZの修理は何度かやって事ありますが、基本的に設計がねぇ・・・
うちに来たときはバラバラに分解された状態のCZでしたが、BLKピストン部の若干の設計変更と、ディスコネクター部の調整、ガス漏れの修正を行い修理が完成です。

このエクストリームはガスバルブをハンマーで叩くのではなく、トリガーを引ききる事でバルブを押し下げガスを噴射します。
極端な話、ハンマーが無くても作動するのです。
こう言うタイプのガスガン(エクストリームはモデルガンですがね・・・)は珍しい物でもなく、マルゼンのM1100なんかも同じ方式でがトリガーの引き方で作動が大きく変わります。
CZの場合は引き方もですが、右手で撃つか、左手で撃つかでも変わります。
理由はトリガーバーの位置ですね。
後、ガスタンクがハンマーSPハウジングなので小さいくせに、ガス放出量が多いのでガス冷えが半端ありません。
特に冬場はハウジング部を温めないと動きが悪いですよ。

まぁちゃんと動けば拍手もの!ってキワものですが、人気のあるモデルですね。


  


Posted by マッドポリス at 18:52Comments(0)

2016年07月21日

両さんのピストル。ニューナンブです。

9月には、こち亀40周年でラサール石井さん主演の舞台をやるそうで、子供の頃からのこち亀ファンである私は是非見に行きたいものです。

今回のご依頼は、両さんのピストル”ニューナンブM60”
HWSのJ-Policeの改修カスタムです。(今回は51mm銃身モデルですが・・)


実銃名称は新中央興業が製作した”ニューナンブM60”なんですが、業界の暗黙の了解でこの名前は商品名にしていません。
改修バージョンでは、シリンダーラッチ下にシリアルナンバーと新中央工業のマークが入ります。


ベースはCMCのM36チーフの金型を使用しています。
元々はシリンダースタッド(シリンダー後ろの板状の突起)もチーフのそれ同様円形ですが、最近のSWリボルバーのような板状に変更しています。ここの形状も前期・中期・後期とあるようですが、詳細はわかりません。
ネット上では誠しやかに、ここがこうだ!と書かれている事があるようですが、ソースがはっきりしません。
結局、鮮明な実銃画像すら殆ど公開されていませんし、謎の多い銃です。

聞いた話では4インチモデルやターゲットモデルも有ったそうなんですが、ここでもそのソースを明らかに出来ません。
結局、関係者の証言や云々で明らかに出来ないのですが、そのような情報は正確な情報とは言えませんよね。

ですから、ここで再現しているのは”おそらくこうであろう!”ってニューナンブです。
形状に関して参考にしているのは京橋の警察博物館に展示されているニューナンブです。
片側面を表にしての展示で、撮影禁止ですから、記憶でしかありません。


ニューナンブM60はS&W M36チーフススペシャルをベースに国産で開発された銃です。
但し、シリンダー径が大きくなっています。これは試作時のシリンダー破損事故が原因だと言われています。
ですから、M36のシリンダーとは違い、シリンダーフルートが大きくなっています。


改修前の画像はありませんが、この部分も元々はJ-POLICE M60 38S(だったかな?)になっています。

最大の違いだと感じるのは、フレーム上部の厚みです。
チーフベースのノーマルJ-Policeでは薄く感じます。
ここは肉盛り修正しています。
この分厚いフレームが何とも言えないチープ感を醸し出して、いかにもニューナンブって感じになります。
表面仕上げはパーカライジング風です。

画像の写るもう一丁はマルシンのポリスリボルバー。
恐らく形状的にはこれが一番近いかと思います。実際警察博物館で見たニューナンブはマルシン製か?と思った程です。
他県の博物館ではマルシン製を展示しているみたいですね。

余談ですが、私が生まれて初めて作ったカスタムがニューナンブです。
ベースはCMCのABSモデル3インチ。
資料はこち亀の第一巻です。
ヤスリ手削りでテーパーバレルにし、グリップとシリンダーラッチはエポキシパテ整形。グリップのチェッカリングなんて入れれませんからスムースグリップでした。

もう30年以上前の中学生の頃のお話しです。
  


Posted by マッドポリス at 12:49Comments(0)

2016年06月21日

SAKURA ミネベア刻印

久々のブログアップです。

今回はタナカのモデルガン M360SAKURAのミネベア刻印のご依頼です。


ご依頼当初、ミネベアのロゴのデータ作成ぐらいだろう・・とタカをくくって承ったのですが、現物を見て愕然としました・・・・

バレル側面が平行でない・・・
刻印と言うのは当店のように機械掘りだろうが、レーザー刻印だろうが基本的には刻印を施す面を機械に対して平行に設置する必要があります。
その精度は0.1mm狂えば正確に刻印が施せません。
例えばオートのスライドであっても、物によっては平行度を出す為に苦労するものもあります。
今回はリボルバー・・しかもモデルガンなのでバレルは外れません。

バレル側面の平面部分は約10度の傾きです。と言う事は本体自体を約10度傾けて機械に設置し、その後レベル調整を施す必要があります。

試行錯誤しましたが、何とか1発で施す事が出来ました。
失敗すれば、埋め直して塗装する事になるので、ひやひや物です。

専用の治具も作らないとダメだったんで作りました。

SAKURAユーザーのみなさん、Minebea刻印承ります!
詳細はshopmaster@madpolice.co.jpまでお問合せ下さい。
  


Posted by マッドポリス at 20:50Comments(0)

2016年04月22日

今、コレ作ってます。

ある方からのご依頼で、コレ作ってます。

Mk.22 Mod.0
通称ハッシュパピーです。

M39にサプレッサー付いてるだけじゃん。
そぉ、オイラもそぉ思ってましたが、資料が少ないなで謎が多いです。

スライドストップの位置にブローバックしないように、スライドロックが付いてるんですが、
「じゃあ、スライドストップは無いの?」
とか、色々悩みます。
海外のサイトを漁っても鮮明な画像はあまりありません。
やっと見つけ鮮明な画像は、よく見るとシリアルがK805213
「MGCじゃん!」

資料集めに苦労します。
  

Posted by マッドポリス at 18:18Comments(0)

2016年04月08日

ジェリコです。

今回のご依頼はこやつです。

ハドソンのGBB ジェリコ941


ご依頼内容は「とにかく動くようにして欲しい・・」
との事でした。
症状はブローバックしない、ジャムる・・との事。

ガスブロでジャム?って感じなんですが、実際過去にはジャムるガスブロ マルシンM1カービンCDXってのも調整しましたら、有り得ない話ではありません。
とりあえず届いたジェリコを確認すると、ジャムというかジャムってスライドが止まるような位置でスライドが止まってしまっています。
BB弾がフィードランプに引っかかって止まるのでは無く、弾が入って無くてもスライドが止まります。
マガジンの抵抗か?
とも思いましたが、トリガーを放すとスライドが前進します。
ジェリコはトリガーバーを直接スライドが押し下げてディスコネクトする構造です。
どうやら、ディスコネ抵抗が原因でスライドが前進を妨げています。



フルバックの位置からスライドを放すと、何とか閉鎖する所まで前進するんですが、実際BB弾が入ってるとその抵抗で動かなくなるくらいの勢いしかありません。
とりあえず、擦りあわせを行いある程度スルスルに動くようにします。

しかし、まだ動きが渋い?と言うかぬるい感じです。

この時期のガスブロはマガジン温度で性能がかなり左右されます。
暖かくなったとは言えやはり冷えてるか?
かるく温めてみたところ、マガジン内圧が上がってバルブからガス漏れです・・・

ホンマ・・とほほ・・って感じです。

仕方なく放出バルブを分解して、合いそうなOリングを何種類か試してみましたが、なかなかガス漏れが止まりません。
よくバルブ内のスプリングがカットされているではないですか!
しかも、放出バルブに似つかわしくない線径の太さです。

依頼者に確認したところ、放出バルブは触ってないとの事。
オークションで入手した物らしく、前オーナーかどこかのショップの仕業ですね。

仕方なく、合いそうなスプリングを探す旅に・・(店内ですが・・)

10数本のなんとなく合いそうなスプリングを見つけて、一番相性の良いスプリングを探します。
複数のスプリング+複数のOリングで組み合わせは・・気が遠くなります。

やっとの思いでベストセッティングな組み合わせを見つけましたが、まだ若干ガスが漏れます。
よく見るとこのジェリコのマガジン。最近のマルイなどのマガジンと違って、ガス内圧がバルブの内側にかかるタイプ。
つまり内圧が上がれば、バルブは自然に開いてしまいます。
ガス圧を抑えているのはバルブ内のスプリングのテンションのみです。

恐らく、前のオーナーさんはバルブスプリングのテンションを上げる事でガス漏れを防ごうとしたんでしょうが、これでは正常に動くだけのガスを放出できません。合わせてハンマースプリングの強化を行っていればガス流量は増えますが、今度はスライド後退時の抵抗が大きくなります。
こうなるともう”イタチゴッコ”です。

若干のガス漏れはあるものの、とりあえず実射テストをしてみます。
作動は完璧です。
フル装弾で撃ち切れますし、弾道も15mレンジでほぼ規定値内に収まっています。
間隔を開けて撃てばスライドストップもかかります。

若干のガス漏れは構造上どうしようもありません。
依頼者さんも、サバゲーで使う訳ではなく少し撃って遊ぶレベルと言う事なので、若干のガス漏れは了解して頂けました。

ハドソンと言うメーカー。他ではモデルアップしない物を沢山作ってくれたメーカーなんですが、モデルガンであれガスガンであれ、ちゃんと動くモデルは皆無に近いんですよね・・

今のマルイのガスガンしか知らない方には、なかなか理解して貰えないんですが、メーカーの基本設計が間違っていて”動かない”なんて物は沢山存在します。

オークションなどで珍しい品物を買う方は、十分理解して買って下さいね。
因みに今回の依頼者さんは、その辺りを十分理解して頂ける方でした。

  


Posted by マッドポリス at 22:13Comments(0)

2016年04月03日

エルポトロ?コマンダーです。

今回は少し変わったカスタムです。

エルポトロという名のコマンダー


どうやらメキシコ仕様のようなのですが、詳細は・・・

実はこのカスタム、お客様の手作りです。
それに当店が刻印と塗装を施しました。


ただ単にスライドの先端を切っただけではなく、フレームもミディアムサイズに詰めたちゃんとしたコマンダーです。
実銃界においても、コルトがM1911のパテントが残っていて今のように多くのクローンガバが売られる以前は、フルサイズを切ってコンパクト化したカスタムが多くありましたが、殆どがスライドを切っただけ。フレームまで詰めたミディアムサイズフレームのカスタムをちゃんと動かす事が出来たのは、相当腕の立つガンスミスだけでした。

そう言った意味においても、今回のエルポトロ。ガスガンですが良く作られたと思います。
実際、凄く苦労をして作られた事が感じれる”エルポトロ・カスタム” 携わらせて頂いた事を嬉しく思える作品でした。


  

Posted by マッドポリス at 13:01Comments(0)

2016年03月24日

トレンチガン修理って何本目? 


今日のお仕事はお馴染みタナカのトレンチガンです。

また、何故だかご依頼が重なるんですよねぇ・・
今回は2本まとめて修理です。


ボルト側面のリブの割れ。これはタナカトレンチガンの宿命的なトラブルです。
肉厚が殆どないうえにエキストラクターの強いスプリングが入ってますから仕方ないのですが・・

今回ご依頼分のうちの一本は既にスチール化されていました。
オーナーさんはオークションで購入したそうですが、購入時には加工されていたみたいです。
勿論、当店の仕事ではありません。
スチールなんで割れては無いのですが、エキストがカートをくわえ無いのと、アクションレバーロッドの破損で修理に入りました。
アクションレバーロッドは新品があったので交換。

しかし、エキストの方は・・

正直、すべてやり直しました。
恐らく当店のブログを見て、真似て修理をしたみたいなんですが寸法と取付位置に問題があり、作り直した方が早いので全てやり直しです。
更にボルトの割れの修復で上下に挟み込むようにネジ止めがなされていましたが、これもネジがコネクションレバーに当たり作動不良の元になっています。
恐らく、これでボルトの動きが重たくなりアクションレバーロッドに負担がかかった為、破損したのかと・・

このトレンチガンっていうモデルは非常にシビアなメカニズムなんです。
ハンマースプリングなんか一度バラすとちゃんとした位置に組まないと、ハンマーダウンしてもポンプが動かなくなります。
各部の動きとバランスを見ながら組まないとちゃんと動きません。
まぁ、ちゃんと動いても耐久性は低いですが・・

先日、何本修理したか数えてみたら今回の2本のトレンチガンを入れて103本目になりました。
100本ものトレンチガンを修理した事になるのですが、今のところ修理後に再修理になったのは2本だけです。

最近かなりレアになったタナカのトレンチガンですので、壊れたままの方はご連絡下さい。





  


Posted by マッドポリス at 23:19Comments(1)

2016年03月12日

S&W M4006

久々のモデルガンカスタムです。

S&W M4006
MGC M59ベースのカスタムモデルガンです。



限定1丁のみのワンオフカスタムです。
結構手間がかかったので、たぶんもう作りません。(笑)


詳しくはこちらをご覧ください。  


Posted by マッドポリス at 20:33Comments(0)

2016年03月01日

STEALTH1

アメリカのTJs custom gun WarksってところのカスタムM1911なんですけど、結構好きなカスタムです。


まぁ邪道ってイヤ邪道なんですが・・

デトニクスベースで作れそうなんで、作ってみようかと。

ちなみにこの銃、「Mr.&Mrs. スミス」のポスターでアンジョリーナ・ジョリーが太ももに挟んでるヤツです。  

Posted by マッドポリス at 19:47Comments(0)