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Posted by ミリタリーブログ at

2009年12月15日

東京DOGS 工藤マルオ カイデックスホルスター

皆さん こんばんわ!
最近、更新をサボってました!

さて、今日は来週月曜日に最終回を迎える「東京DOGS」のお話です。

すでに、今月号の「Gun誌」で取り上げられていましたが、小栗旬さん・水嶋ヒロさんと流行の役者さんを使ったキャスティングに最初はあまり期待していませんでしたが、めっちゃイイじゃないですか!

最近の刑事ドラマはリアリティを追及しすぎて、どうもドキ・ドキ ワク・ワク感が少ないと思っていましたから、ドンピシャッ!でした。

「あぶない刑事」を彷彿させるような銃撃戦。一歩譲って持ってるかも知れない銃(SIG P226は少数ですが日本警察に配備されています。キンバーは流石に無いですわ!)という夢ロマン。

キッチリ、エジェクトしたカートが見えるガンエフェクト。

いやぁ!最初は「セントラル・アーツ」さん製作かと思いました。

で、今日ご紹介するのは劇中で水嶋ヒロさん演じる工藤マルオが使用するホルスター

アンクルマイクス社のカイデックス製ヒップホルスターです。


P226とのセット販売も行ってます。


  

Posted by マッドポリス at 00:27Comments(0)映画・TVドラマ

2009年12月02日

刑事ドラマあれこれ

先日、友人からいきなりメールが来ました。
「今度、私が主演する映画が公開されるで見に来て下さい!」
はぁ・・?なんのこっちゃ?
彼女は10年ぐらい前からの知り合いで昔は(今もかな?)劇団で芝居をやっておりました。
その後、MC(司会)業やインタビュアーといった仕事をしているのは知っていましたが、映画の主演とは!

兎にも角にも、友人らと見に行く事に。

内容は女子高校生が何らかの理由で(スンマセン覚えてません!!)殺し屋として育てられ、それを知った刑事と共に
黒幕と戦う的な内容でした。(違ったらゴメンなさい!)

ガンアクションもあると言う話だったので、そればかり気にして見ていたので作品に携わった方ホンマすんません!
映画の内容に関しては又後日お話するとして、今回は映画・TVで登場する銃のお話を少ししてみたいと思います。


私が銃に興味を持ち出したのは、刑事ドラマの影響です。どの作品がきっかけかは覚えていませんが、多分最初は「Gメン75」だったかも知れません。

私は1971年生まれですので、この作品がスタートした1975年は4歳という事になります。
勿論、最初からは見てないでしょう。只、この作品は土曜日の午後9時からTBS系で放送されており、
その直前の午後8時には「8時だよ!全員集合」が放送されていました。
この流れで「Gメン75」を見ていた気がします。







その後「大都会」「大追跡」「噂の刑事 トミーとマツ」「熱中時代 刑事編」「大激闘 マッドポリス'80」「西部警察」と続いていき日に日に刑事になる事を夢見ていきます。



銃は最初は刑事の1アイテムに過ぎませんでしたが、次第に悪魔の道に進んでいくのでありました。

当時、刑事ドラマに出てくる銃の殆どがリボルバーでした。
私の勝手な思い込みですが、「リボルバー=正義の銃」「オートマチック=悪の銃」でしたね。

このぐらいの時代になると、出てくる銃もモデルガンベースの物が多くなり、代表的なのが「MGC ハイウェイパトロールマン」です。あと「MGC コルトローマン」もよく使われていましたね。これは作動の良さが理由でしょう。 (どちらも勿論タニオコバさんの設計です。)

勿論、発火用には電着銃も使われていました。日活コルトなんか有名ですね。


本物の警察官の使用していた銃は「ニューナンブM60」又は「コルト及びS&W M1917」と言うリボルバーでしたから
刑事=リボルバーと言う図式になったのでしょう。

では、何故発砲用にもモデルガンを使わなかったのでしょう。理由は「不発」です。当時ドラマ・映画の撮影において、
小道具の役割は重要ではありませんでした。いわゆる脇役です。
その脇役の不具合で撮影がNGになれば、とんでもない事になります。
ですから、確実に発火する電着銃が使用されたのです。

とは言え、銃の役割が非常におおきなウエイトを占める作品もありました。
松田優作主演の「遊戯シリーズ」です。1978年公開のこのシリーズでは主人公「鳴海昌平(松田優作)」は成功率100%の44マグナムを持つ殺し屋。という設定ですから、銃の役割は非常に大きな作品です。



しかし、この作品おいてもとんでもないガンアクションが見られます。
シリーズ2作目の「殺人遊戯」において鳴海昌平が持つ「コルトガバメント」は7発発射後、なんと手で7回スライドを引き排莢させたのです。これには当時のマニアもビックリしました。


勿論、技術的にブローバックが不可能な訳ではありません。当時すでにガバメントのブローバックモデルは存在しました
し、1978年公開「野生の証明」(角川映画)では自衛隊員役の高倉健が持つ64式小銃及び松形弘樹がヘリから撃つM60軽機関銃では排莢されていたので、技術的な問題では無く予算的な問題かと・・


因みに日本の作品で初めてブローバック・薬莢させた作品は「ワイルド7」のトンプソンM1921のフルオートらしいです。

このような時代でしたので、今のように薬莢・ブローバックなどする訳が無く銃口から火花が散るだけのお粗末なものでした。
現在ではTV製作のドラマであってもブローバックしないガンエフェクトは殆ど見ませんが、当時はブローバック・薬莢しただけでマニアは興奮したものです  

Posted by マッドポリス at 21:56Comments(2)映画・TVドラマ

2009年11月27日

「キタノブルー」ってカッコよくないですか?



「その男凶暴につき」記念すべき北野監督第1作目の作品です。

「仕事は何してるんだっけ?」
「てっぽうの通信販売」
「はぁ~?」

その昔、漫才ブームの頃「俺たちひょうきん族」にで「タケチャンマン」のビートたけしが映画に進出するとの事。
大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」です。
映画好きの私は劇場に足を運びました。
「まぁ、漫才師が出てる映画ってたいした事ないよなぁ!」
と生意気に思いながら・・・・

ところが、ビートたけし演じる鬼軍曹はハマリ役でした!!
以来、ビートたけしファンになった私が次に度肝を抜かれた作品が、「その男凶暴につき」です。

物語は、覚せい剤中毒で精神障害を起こした立ち直ろうとする妹(川上麻衣子)を持つ我妻(あづま)刑事(ビートたけし)は日頃から犯罪捜査の為なら平気で暴力を揮う問題刑事でした。そんなある日、目に余る行為を理由に退職に追い込まれた我妻刑事は、覚せい剤密売の首謀者である仁藤(岸部一徳)の手下である凶暴な殺し屋 清弘(白竜)に妹を覚せい剤をエサに拉致されてしまう・・・・・

ってな内容です。

「暴力は痛くないと暴力じゃない!痛くない暴力しか見せないから、簡単に暴力をふるう!」
なるほど!後年、北野監督が言っていた言葉のとおり当時はセンセーショナルな程「痛い」表現が満載です!

私のような「マニア」と呼ばれる人間にとって素晴らしかったのは、ラストシーンでのコルトガバメントの発砲シーンです!
排莢は勿論のこと、薬莢が落ちて「コトン!」って音まで再現されています!

これは最近、監督自身が「映画で薬莢が落ちる音まで入れたのは俺が初めてだよ!」って仰ってます。

出てくる銃も、「ニューナンブ」「ガバメント」「パイソン」「レミントン870」など、見ていて飽きないです。

未だ見たことの無い方、一度ご覧下さい!

あ!冒頭のやり取りですが、これはこの映画で、我妻刑事が後輩の菊池刑事に誘われガールズバーに行った時の台詞です。

今の私の仕事を説明したら、こうなりますよね!!



  

Posted by マッドポリス at 00:06Comments(0)映画・TVドラマ

2009年11月24日

大激闘!マッドポリス’80

当店店名の由来でもある「大激闘 マッドポリス80」についてのお話です。

マッドポリス80は名前でもわかるように1980年から日本テレビ系列で放送された刑事ドラマです。
当時小学3年生だった私には忘れる事の出来ない作品の一つです。 物語は1980年代日本の暴力団は幾多の内部抗争と政治との癒着の末全国統一を成し遂げ、更に海外のマフィアとも手を組み「ジャパンマフィア」という巨大犯罪組織を形成した。警察庁は選りすぐりの精鋭を集め、このジャパンマフィアに対抗した。この組織のたった一つの目的はジャパンマフィアの壊滅である。恐れを知らぬ彼らの行動をジャパンマフィアはマッドポリス(命知らずの警官)と恐れ戦いた。
と、まぁこんな語りから始まる作品です。作品の詳しい内容はでも見て下さい。

当時の番宣では「10秒に一発撃ち、一分にひとりの犯人が死ぬ」をうたい文句にしていて、それまでの刑事ドラマにはない凄まじい銃撃戦が見れると、番組放送前からワクワクしていたのを思い出します。
登場する銃も当時は異色な物でした。キャップ氷室(渡瀬恒彦)が使用するのが「ルガーP08」に「M16E1」とそれまでの刑事ドラマには出てきた事がないような銃です。(後のメンバーは当時お約束だったハイパトでしたが。)

加えて当時憧れの的だったマツダRX-7(SA22C)が使われていました。

そして決定的なのはマッドポリスのアジト(マッドポリスは警察庁において非公式の組織だったので、普段は民間の建築設計事務所のフリをしていた。)にある武器庫である。いざ!出動となるとキャップの氷室がデスクの下のボタンを押すと酒棚が自動的に開き、その奥に大量の拳銃・ライフルが保管されていて、メンバーが自分の銃を取り出していく。この時リボルバーはスイングアウトさせ、氷室はルガーとM16のマガジンを抜き弾の装填を確認するのであるが、

これがたまらなくカッコイイ!
仕掛けとしては安直な発想であるが、それまで(その後も)こんなに派手でカッコイイ武器庫は見た事がない。

しかし、残念ながら「特命刑事」になってからは普通のクローゼットに変わってしまった。(過激な暴力描写が当時は受入れられず視聴率の低迷から16話で打ち切られ、「特命刑事」とタイトルが変わり、同じ主演者・同じシチュエーションではあるがソフト路線に切り替えられてしまった。)

ガンアクションとしては、当時なりの物で発砲シーンは電着銃を使用していたと思われますので排莢・ブローバックは勿論しません。氷室以外の殆どは当時定番のMGCハイウェイパトロールマン。
最終回の自衛隊と繰り広げる銃撃戦では、自衛隊側はM1カービンは良いとして、M16を持ってる者が居てるなどリアリティと言う意味では誉めたもんではないでしょう。

M16はMGCの金属製。どういう訳かフォワードアシスト(アッパーレシーバー後部に付いている三角形の押しボタン)が四角いと言う代物でした。
今でこそアサルトライフルの定番のようになっていますが、当時M16はガンマニアなら必ず憧れていた銃でモデルアップもMGCとLSのプラモデル(ディスプレイ)ぐらいしかありませんでした。
私の記憶ではMGCのM16(A1とE1があった)は¥18000ぐらいだったかな?
因みに同じMGCのコルトローマン(ABS)が¥5700だったと思います。LSのM16は¥5000前後だったかな?
当時近くに高校生ぐらいのお兄ちゃんが居てこの金属製M16を持っていました。

今思えば、このお兄ちゃん達もモデルガン片手に打ち合いごっこをしていましたが、これも今の高校生では考えられませんね。
そんな、大らかな時代の話です。   

Posted by マッドポリス at 23:07Comments(0)映画・TVドラマ