2010年03月19日

MGCオフィサーズ タニコバカート化

以前よりご依頼を頂いていた「MGCオフィサーズ」のタニコバカート化です!

このオフィサーズ実はご依頼を頂いた時点ではマルシンGMのバレルが装着されていました。
GM5全般に言える事ですが、バレルの強度が弱い!

そこでマルシンGMのバレルを使っている方が結構いるみたいです。

今回はこのマルシンGMバレルを更に「タニコバカート仕様」にカスタムします!

ところが、このオフィサーズ フィーディングランプが無い!

それもそのはず、GM5の後期はバレルにフィーディングランプが付きますから、フレーム側には何もありません。
これでは、発火どころか装填すら出来ません。

そこでフィーディングランプから製作します。

材質は真鍮です。
まず、真鍮の丸棒から約1cm角のブロックをフライスで切り出します。
MGCオフィサーズ タニコバカート化


その後コレをサブフレームに組み込むのですが、今回は後で脱着できるよに2mmのピンでサイドから固定しています。
MGCオフィサーズ タニコバカート化
これなら、フィーディングランプを外してノーマルのバレルを組む事も可能です。

その後、カートが滑らかにチャンバーに送り込まれるようにリューターで傾斜を付けていきます。
MGCオフィサーズ タニコバカート化

コバカートはCPやPFCと違いオープンデトネーターですから弾頭がありません。
弾頭が有れば、カートとフィーディングランプの接触は「点」(カートの先端)ですから結構ラフでもいいのですが、弾頭の無いコバカートでは「線」で接触する為、シビアになってきます。

この辺りは完全に手作業で、削ってはチャックの繰り返しです。

何とか形になり、手動での装填・排莢はスムーズに行えます。
MGCオフィサーズ タニコバカート化


後はバレル加工とデトネーターです。
ここで一つ問題が・・・・

オフサーズを初めコンパクトガバはスライドストロークが短い!
ノーマルガバのスライドを楽々後退させるコバカートをそのまま使えばオーバーパワーで破損するかも!

ってな訳で、明日からはデトネーターのセッティングです。
いかにして、コバカートのパワーを弱めるか?
思案所です!



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Posted by マッドポリス at 19:00│Comments(0)製品インプレ
 
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