2016年04月22日
今、コレ作ってます。
ある方からのご依頼で、コレ作ってます。
Mk.22 Mod.0
通称ハッシュパピーです。
M39にサプレッサー付いてるだけじゃん。
そぉ、オイラもそぉ思ってましたが、資料が少ないなで謎が多いです。
スライドストップの位置にブローバックしないように、スライドロックが付いてるんですが、
「じゃあ、スライドストップは無いの?」
とか、色々悩みます。
海外のサイトを漁っても鮮明な画像はあまりありません。
やっと見つけ鮮明な画像は、よく見るとシリアルがK805213
「MGCじゃん!」
資料集めに苦労します。
Mk.22 Mod.0
通称ハッシュパピーです。
M39にサプレッサー付いてるだけじゃん。
そぉ、オイラもそぉ思ってましたが、資料が少ないなで謎が多いです。
スライドストップの位置にブローバックしないように、スライドロックが付いてるんですが、
「じゃあ、スライドストップは無いの?」
とか、色々悩みます。
海外のサイトを漁っても鮮明な画像はあまりありません。
やっと見つけ鮮明な画像は、よく見るとシリアルがK805213
「MGCじゃん!」
資料集めに苦労します。
Posted by マッドポリス at
18:18
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2016年04月08日
ジェリコです。
今回のご依頼はこやつです。
ハドソンのGBB ジェリコ941
ご依頼内容は「とにかく動くようにして欲しい・・」
との事でした。
症状はブローバックしない、ジャムる・・との事。
ガスブロでジャム?って感じなんですが、実際過去にはジャムるガスブロ マルシンM1カービンCDXってのも調整しましたら、有り得ない話ではありません。
とりあえず届いたジェリコを確認すると、ジャムというかジャムってスライドが止まるような位置でスライドが止まってしまっています。
BB弾がフィードランプに引っかかって止まるのでは無く、弾が入って無くてもスライドが止まります。
マガジンの抵抗か?
とも思いましたが、トリガーを放すとスライドが前進します。
ジェリコはトリガーバーを直接スライドが押し下げてディスコネクトする構造です。
どうやら、ディスコネ抵抗が原因でスライドが前進を妨げています。
フルバックの位置からスライドを放すと、何とか閉鎖する所まで前進するんですが、実際BB弾が入ってるとその抵抗で動かなくなるくらいの勢いしかありません。
とりあえず、擦りあわせを行いある程度スルスルに動くようにします。
しかし、まだ動きが渋い?と言うかぬるい感じです。
この時期のガスブロはマガジン温度で性能がかなり左右されます。
暖かくなったとは言えやはり冷えてるか?
かるく温めてみたところ、マガジン内圧が上がってバルブからガス漏れです・・・
ホンマ・・とほほ・・って感じです。
仕方なく放出バルブを分解して、合いそうなOリングを何種類か試してみましたが、なかなかガス漏れが止まりません。
よくバルブ内のスプリングがカットされているではないですか!
しかも、放出バルブに似つかわしくない線径の太さです。
依頼者に確認したところ、放出バルブは触ってないとの事。
オークションで入手した物らしく、前オーナーかどこかのショップの仕業ですね。
仕方なく、合いそうなスプリングを探す旅に・・(店内ですが・・)
10数本のなんとなく合いそうなスプリングを見つけて、一番相性の良いスプリングを探します。
複数のスプリング+複数のOリングで組み合わせは・・気が遠くなります。
やっとの思いでベストセッティングな組み合わせを見つけましたが、まだ若干ガスが漏れます。
よく見るとこのジェリコのマガジン。最近のマルイなどのマガジンと違って、ガス内圧がバルブの内側にかかるタイプ。
つまり内圧が上がれば、バルブは自然に開いてしまいます。
ガス圧を抑えているのはバルブ内のスプリングのテンションのみです。
恐らく、前のオーナーさんはバルブスプリングのテンションを上げる事でガス漏れを防ごうとしたんでしょうが、これでは正常に動くだけのガスを放出できません。合わせてハンマースプリングの強化を行っていればガス流量は増えますが、今度はスライド後退時の抵抗が大きくなります。
こうなるともう”イタチゴッコ”です。
若干のガス漏れはあるものの、とりあえず実射テストをしてみます。
作動は完璧です。
フル装弾で撃ち切れますし、弾道も15mレンジでほぼ規定値内に収まっています。
間隔を開けて撃てばスライドストップもかかります。
若干のガス漏れは構造上どうしようもありません。
依頼者さんも、サバゲーで使う訳ではなく少し撃って遊ぶレベルと言う事なので、若干のガス漏れは了解して頂けました。
ハドソンと言うメーカー。他ではモデルアップしない物を沢山作ってくれたメーカーなんですが、モデルガンであれガスガンであれ、ちゃんと動くモデルは皆無に近いんですよね・・
今のマルイのガスガンしか知らない方には、なかなか理解して貰えないんですが、メーカーの基本設計が間違っていて”動かない”なんて物は沢山存在します。
オークションなどで珍しい品物を買う方は、十分理解して買って下さいね。
因みに今回の依頼者さんは、その辺りを十分理解して頂ける方でした。
ハドソンのGBB ジェリコ941
ご依頼内容は「とにかく動くようにして欲しい・・」
との事でした。
症状はブローバックしない、ジャムる・・との事。
ガスブロでジャム?って感じなんですが、実際過去にはジャムるガスブロ マルシンM1カービンCDXってのも調整しましたら、有り得ない話ではありません。
とりあえず届いたジェリコを確認すると、ジャムというかジャムってスライドが止まるような位置でスライドが止まってしまっています。
BB弾がフィードランプに引っかかって止まるのでは無く、弾が入って無くてもスライドが止まります。
マガジンの抵抗か?
とも思いましたが、トリガーを放すとスライドが前進します。
ジェリコはトリガーバーを直接スライドが押し下げてディスコネクトする構造です。
どうやら、ディスコネ抵抗が原因でスライドが前進を妨げています。
フルバックの位置からスライドを放すと、何とか閉鎖する所まで前進するんですが、実際BB弾が入ってるとその抵抗で動かなくなるくらいの勢いしかありません。
とりあえず、擦りあわせを行いある程度スルスルに動くようにします。
しかし、まだ動きが渋い?と言うかぬるい感じです。
この時期のガスブロはマガジン温度で性能がかなり左右されます。
暖かくなったとは言えやはり冷えてるか?
かるく温めてみたところ、マガジン内圧が上がってバルブからガス漏れです・・・
ホンマ・・とほほ・・って感じです。
仕方なく放出バルブを分解して、合いそうなOリングを何種類か試してみましたが、なかなかガス漏れが止まりません。
よくバルブ内のスプリングがカットされているではないですか!
しかも、放出バルブに似つかわしくない線径の太さです。
依頼者に確認したところ、放出バルブは触ってないとの事。
オークションで入手した物らしく、前オーナーかどこかのショップの仕業ですね。
仕方なく、合いそうなスプリングを探す旅に・・(店内ですが・・)
10数本のなんとなく合いそうなスプリングを見つけて、一番相性の良いスプリングを探します。
複数のスプリング+複数のOリングで組み合わせは・・気が遠くなります。
やっとの思いでベストセッティングな組み合わせを見つけましたが、まだ若干ガスが漏れます。
よく見るとこのジェリコのマガジン。最近のマルイなどのマガジンと違って、ガス内圧がバルブの内側にかかるタイプ。
つまり内圧が上がれば、バルブは自然に開いてしまいます。
ガス圧を抑えているのはバルブ内のスプリングのテンションのみです。
恐らく、前のオーナーさんはバルブスプリングのテンションを上げる事でガス漏れを防ごうとしたんでしょうが、これでは正常に動くだけのガスを放出できません。合わせてハンマースプリングの強化を行っていればガス流量は増えますが、今度はスライド後退時の抵抗が大きくなります。
こうなるともう”イタチゴッコ”です。
若干のガス漏れはあるものの、とりあえず実射テストをしてみます。
作動は完璧です。
フル装弾で撃ち切れますし、弾道も15mレンジでほぼ規定値内に収まっています。
間隔を開けて撃てばスライドストップもかかります。
若干のガス漏れは構造上どうしようもありません。
依頼者さんも、サバゲーで使う訳ではなく少し撃って遊ぶレベルと言う事なので、若干のガス漏れは了解して頂けました。
ハドソンと言うメーカー。他ではモデルアップしない物を沢山作ってくれたメーカーなんですが、モデルガンであれガスガンであれ、ちゃんと動くモデルは皆無に近いんですよね・・
今のマルイのガスガンしか知らない方には、なかなか理解して貰えないんですが、メーカーの基本設計が間違っていて”動かない”なんて物は沢山存在します。
オークションなどで珍しい品物を買う方は、十分理解して買って下さいね。
因みに今回の依頼者さんは、その辺りを十分理解して頂ける方でした。
Posted by マッドポリス at
22:13
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2016年04月03日
エルポトロ?コマンダーです。
今回は少し変わったカスタムです。
エルポトロという名のコマンダー
どうやらメキシコ仕様のようなのですが、詳細は・・・
実はこのカスタム、お客様の手作りです。
それに当店が刻印と塗装を施しました。
ただ単にスライドの先端を切っただけではなく、フレームもミディアムサイズに詰めたちゃんとしたコマンダーです。
実銃界においても、コルトがM1911のパテントが残っていて今のように多くのクローンガバが売られる以前は、フルサイズを切ってコンパクト化したカスタムが多くありましたが、殆どがスライドを切っただけ。フレームまで詰めたミディアムサイズフレームのカスタムをちゃんと動かす事が出来たのは、相当腕の立つガンスミスだけでした。
そう言った意味においても、今回のエルポトロ。ガスガンですが良く作られたと思います。
実際、凄く苦労をして作られた事が感じれる”エルポトロ・カスタム” 携わらせて頂いた事を嬉しく思える作品でした。
エルポトロという名のコマンダー
どうやらメキシコ仕様のようなのですが、詳細は・・・
実はこのカスタム、お客様の手作りです。
それに当店が刻印と塗装を施しました。
ただ単にスライドの先端を切っただけではなく、フレームもミディアムサイズに詰めたちゃんとしたコマンダーです。
実銃界においても、コルトがM1911のパテントが残っていて今のように多くのクローンガバが売られる以前は、フルサイズを切ってコンパクト化したカスタムが多くありましたが、殆どがスライドを切っただけ。フレームまで詰めたミディアムサイズフレームのカスタムをちゃんと動かす事が出来たのは、相当腕の立つガンスミスだけでした。
そう言った意味においても、今回のエルポトロ。ガスガンですが良く作られたと思います。
実際、凄く苦労をして作られた事が感じれる”エルポトロ・カスタム” 携わらせて頂いた事を嬉しく思える作品でした。
Posted by マッドポリス at
13:01
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