2009年12月26日
三八式歩兵銃
今回は「タナカ 三八式歩兵銃」をインプレしてみます。

ハンドガンで言えばリボルバーのように「ボルトアクション」や「レバーアクション」はその雰囲気を楽しむ銃です。
今回の「三八式歩兵銃」もボルトアクション。
見て・澤って・雰囲気を楽しむモデルですね。
言わずと知れた旧日本帝国陸軍正式採用銃で、採用は明治38年(1905年)になります。
モーゼル98kのコピーのように思われがちですが、実際にはボルト機構はモーゼルより3個少ない部品で構成されるなど、単なるコピーではなく発展開発された銃です。
ストックはクルミ材で出来ており大変美しい仕上げになっています。

が、私の知る三八式はこんなにキレイなストックではありません。
勿論、現存する三八式はすでに半世紀以上前の銃ですから、ストックにもそれ相当の汚れや傷が付いていますが、大戦末期の三八式は物資不足で2つの木材を合わせて作ったストックなども存在します。
木製ストックの銃は、後から仕上げるのも楽しみの一つです。
ピッカ!ピカ!に仕上げるのも、くたびれた感じに仕上げるのも自由です!
勿論、「菊の紋章」は再現されています。

実銃で現存する旧日本軍の兵器は殆どこの「菊の紋章」が削られています。
現在ではアメリカでも、日本軍小火器はコレクターアイテムとして高価で取引されていますが、「菊の紋章」がキレイに残っている物は、更に高価で取引されています。

銃身下部に付く、クリーニングロッドはダミーでネジ込み式になっています。
このネジによってストック前方の覆いが固定されています。

作動の方ですが、ボルトアクションなので安心だと思いきや、「排莢不良」が多い銃です。
実際、今回のインプレに使っている「三八式歩兵銃」は「排莢調整」で当店にご依頼頂いた物をお借りして行っております。
排莢不良とは、
① 薬室内にカートが残る
② エキストラクターで引き出されても途中で外れる
③ やっとこさ、排莢されてもポロっとこぼれるように排莢
ってな感じです。
原因はエキストラクターの形状にあります。
三八式のエキストラクターは通称「クロー(爪)タイプ」と呼ばれモーゼル方式のエキストラクターなのですが、普通のエキストラクターのようにスプリングのテンションで自由に動き、カートの後ろから叩きつけて噛み込ますタイプと違い、弾装からセリ上がってくる時に噛み込ませないとカートを銜えません。
ですが、一度噛み込むと強力に噛むので今度は排莢寸前に緩める必要があります。
三八式ではボルトを後退させながら、エキストラクターの中央付近を押さえ噛み込みのテンションを緩めるのですが、これが不調の原因となります。
これでは「ボルトアクションの醍醐味が味わえない!」と調整依頼されたのですが、エキストラクターのテンションなど微妙な問題が多く苦労しました。
結果動画をご覧下さい。
最後に今回「三八式歩兵銃」のご提供に快くご承諾を下さったオーナー様に御礼申し上げます。
ハンドガンで言えばリボルバーのように「ボルトアクション」や「レバーアクション」はその雰囲気を楽しむ銃です。
今回の「三八式歩兵銃」もボルトアクション。
見て・澤って・雰囲気を楽しむモデルですね。
言わずと知れた旧日本帝国陸軍正式採用銃で、採用は明治38年(1905年)になります。
モーゼル98kのコピーのように思われがちですが、実際にはボルト機構はモーゼルより3個少ない部品で構成されるなど、単なるコピーではなく発展開発された銃です。
ストックはクルミ材で出来ており大変美しい仕上げになっています。
が、私の知る三八式はこんなにキレイなストックではありません。
勿論、現存する三八式はすでに半世紀以上前の銃ですから、ストックにもそれ相当の汚れや傷が付いていますが、大戦末期の三八式は物資不足で2つの木材を合わせて作ったストックなども存在します。
木製ストックの銃は、後から仕上げるのも楽しみの一つです。
ピッカ!ピカ!に仕上げるのも、くたびれた感じに仕上げるのも自由です!
勿論、「菊の紋章」は再現されています。
実銃で現存する旧日本軍の兵器は殆どこの「菊の紋章」が削られています。
現在ではアメリカでも、日本軍小火器はコレクターアイテムとして高価で取引されていますが、「菊の紋章」がキレイに残っている物は、更に高価で取引されています。
銃身下部に付く、クリーニングロッドはダミーでネジ込み式になっています。
このネジによってストック前方の覆いが固定されています。
作動の方ですが、ボルトアクションなので安心だと思いきや、「排莢不良」が多い銃です。
実際、今回のインプレに使っている「三八式歩兵銃」は「排莢調整」で当店にご依頼頂いた物をお借りして行っております。
排莢不良とは、
① 薬室内にカートが残る
② エキストラクターで引き出されても途中で外れる
③ やっとこさ、排莢されてもポロっとこぼれるように排莢
ってな感じです。
原因はエキストラクターの形状にあります。
三八式のエキストラクターは通称「クロー(爪)タイプ」と呼ばれモーゼル方式のエキストラクターなのですが、普通のエキストラクターのようにスプリングのテンションで自由に動き、カートの後ろから叩きつけて噛み込ますタイプと違い、弾装からセリ上がってくる時に噛み込ませないとカートを銜えません。
ですが、一度噛み込むと強力に噛むので今度は排莢寸前に緩める必要があります。
三八式ではボルトを後退させながら、エキストラクターの中央付近を押さえ噛み込みのテンションを緩めるのですが、これが不調の原因となります。
これでは「ボルトアクションの醍醐味が味わえない!」と調整依頼されたのですが、エキストラクターのテンションなど微妙な問題が多く苦労しました。
結果動画をご覧下さい。
最後に今回「三八式歩兵銃」のご提供に快くご承諾を下さったオーナー様に御礼申し上げます。