2012年10月30日
東京マルイ MP7A1 いきなり分解チェック!
東京マルイから本日発売された「MP7A1ガスブローバック」
前評判どおり、かなり凄いガスブローバックです。
初速は室内測定で74m/sの前後1m/sと非常に安定してます。
8mレンジでの実射では10cm以内のグルーピング。しかもフルオートですから驚きです。
「電動か?」と思うほどの安定性は流石のマルイ!
そこで早速分解してメカニズムをチェックします!
基本的にはレシーバー内にユニットとして組み込まれた構造です。
コチラがメインシャーシユニットです。ユニット内にバレルも組み込まれています。
レシーバーからメインシャーシユニットを取り出し、このメインシャーシユニットを分解しないとバレルは取れません。
つまりインナーバレルを交換するには「全バラ」が必要ってことです・・・
コチラはボルトユニット。
かなりビックボア&ショートストロークのBLKピストンです。
メインシャーシの取り外しにはセレクター ボルトストップレバーを外す必要がありますが、これが結構厄介です。
組込みは内部パーツのキーに合わせて組まないと組めません。
又、基本的にはユニット化されていますが、レシーバーからユニットを外した瞬間トリガーバーのスプリングがビヨ~ン!”って可能性もあります。
メカに自信が無い方は分解しない方が懸命です。
内部構造もHOP調整ダイヤルが思わぬ方法で行えるギミックなど、マルイの底力を感じるモデルです。
基本的には「気にいらないモノは売らない!」って主義の当店ですが、このマルイMP7A1は久々に「オモロー」って思わせてくれたモデルですね!
勿論!販売しています。コチラをご覧下さい!
2012年10月28日
MEU(SOC).45シリーズ第2弾!戦い疲れた45AUTO
「MEU(SOC).45 シリーズ第2弾」
”USMC163”
今回もタニオコバGM7ベースのモデルガンです。
前作との違いはスライド後部に入っていた「USMCマーク」は今回はありません。
表面仕上げを少し変え、前作よりくたびれた感じを出しています。
詳しくはコチラをご覧下さい
2012年10月24日
マルシンM1カービン&マルゼンM1100
おくればせながら「マルシン M1カービン CDX」を手に入れた。
パワーソースをCo2化した最新モデルです。
もう一丁は「マルゼン レミントンM1100」
こいつは前々から欲しかったモノ。なかなか買うところまで踏み切れなかったが、遂にというか勢いで入手したました。
レミントンM1100はオイラがクレー射撃をしていた時の相棒!
思い入れの深い銃なんです。
さて、「マルシンM1カービン CDX」ですが開発段階から色々と噂を聞いてました。
昨年、試作モデルがとある所に送られたきたそうなんですが、ガス吹きの連続でとても使える代物ではなかったそうです。
それから試行錯誤を重ね遂に発売となったのですが・・・・・・
CO2がパワーソースなんで、肌寒くなったこの季節でも連射で撃てます!
この辺りは結構いい感じなんですが、肝心のグルーピングが・・・・・
正直、マルイのハンドガン以下。というより中華のエアコキ並みです。
大きな原因の一つに初速のバラつきが大きい事があります。
実測値で72~92と20m/sも開きがあります。(数回テストしたうちの一番悪い例)
そりゃ、同じ所に飛ぶ訳がありません。
HOPのかかり具合も安定しませんし、機関部から前の部分は問題大アリです。
機関部性能が良いだけに勿体ない!
ってな訳で、今後数回に分けてこの「マルシンM1カービン CDX」を調整してまいります。
お楽しみに!
2012年10月21日
MEU(SOC).45カスタムシリーズ
先日1丁限定で作らせて頂いた「MEU(SOC).45 USMC171」は即効で完売?致しました。
誠にありがとうございます!
MEUという銃はいかに”えぇ加減な銃”かって事は前回お話しましたが、「えぇ加減」って事は良い方に取ると、”一丁として同じ物は無い!”って事です。
そこで、せっかくこの「MEU(SOC).45」って銃の事を勉強したのでシリーズ化してみたいと思います。
「MEC(SOC).45シリーズ」
第2弾は「東京マルイ ガスガンベース MEU(SOC).45 0522」
バリエント1と呼ばれる初期モデルです。
(画像は実銃です。)
このバリエント1のフレームはM1911A1の物です。
つまり1945年までに米軍に納入された約260万丁のうちの一丁です。
画像のMEUのシリアルはNo.2350522 1945年に米軍に納入されたコルト社製造の物。
スライドはスプリングフィールドアモーリー製のスライドでフレームシリアルの下4桁の「0522」の刻印が施されています。
所謂”アッセンブリナンバー”と呼ばれるモノです。
大きな違いはフロント&リアサイト。
スプリングフィールド製のサイトですが、トイガン用なんてありませんからワンオフ製作です。
仕上げも含めてお楽しみ下さい。
「MEU(SOC).45 シリーズ」はモデルガン・ガスガン問わず製作いたします。
M1911A1のフレームを使ったバリエント1からスプリングフィールド製のフレームを使うバリエント4まで、さまざまなMEU(SOC).45を作ってみたいと思います!
2012年10月18日
MEU カスタム”USMC171"
多くは語りません。
「ClassⅡカスタム MEU(SOC).45 USMC171」
シリアルナンバーは”USMC 171”です。
タニオコバGM7 「プロフェッショナルMEU」ベース発火式モデルガン
限定1丁 価格は¥43000
詳しくはコチラから
2012年10月18日
MEU Pistol 考察①
タニオコバから新しい「プロフェッショナルMEU」が発売されましたが、
この「プロフェッショナル」ってのは何?
確かに東京マルイの「MEU」もプロフェッショナルです。

MEU(海兵遠征隊)が使っているのが「MEUピストル」となりますが、厳密に言えばM1911A1だけではありません。
が、面倒くさいんで、ここでは「MEU」=M1911A1とします。
1985年に米軍がそれまで使っていたM1911A1からベレッタM9に正式採用銃を変えるのですが、MEUでは9mmでは頼りないんで、45口径を使いたいと我がままを爆発させ、退役するM1911A1から程度の良いモノを選んで、民間用のカスタムパーツをくっ付けて使った!ってな銃です。
詳しくはウキペディアでも見て下さい。
そこで、このMEUホンモノはどんな銃?
ホンモノはメッチャえぇ加減な銃です。
画像を見てもらうと解ると思いますが、皆さんのよくご存知のMEUとは少し違います。
リアサイトはノバックではありません。
資料によるとスプリングフィールドアーモリーの「PI5127M」となっていますが・・・・
ハンマーはリングハンマー(シリンダー&スライドらしい・・)
トリガーはスリーホール(これもシリンダー&スライドらしい・・・)
フレームはM1911A1のままです。
実はMEUは納入時期によって大きく分けて4・5種類存在するみたいなんですが、初期のMEUのフレームはM1911A1のまんまです。
この辺りの事もウキペディアに書いてますが、どうたらフレーム(本体)はそのままで、消耗パーツだけ変えるんだから、議会の承認はいらねぇ!ってな強引な手法で作られたようです。
因みにM1911A1はWW2終戦の1945年以降は米軍に納入されていませんから、MEUに使われたフレームは1985年当時、新しくても20年落ちのフレームです。
スライドもスプリングフィールドだけではなく、一部キャスピアンなんかもあったようです。
まぁ普通アメリカでは銃なんて所詮道具にしかすぎませんから、そんなに拘ってませんし仕上げも綺麗じゃありません。
この画像のMEUなんか、フレーム前部に「LEAD」君が明らかに手彫りで名前をいれちゃってます。
じゃあ、マルイやタニオコバのMEUはウソなのか!!
いえいえ、ちゃんと「プロフェッショナル」のMEUも存在します。
この画像ではわかりませんがフレームのアドレス刻印は「SPRING FIELD」になっており、シリアルはUSMCで始まる3桁(4桁以降もあるかもしれません。)
コレは”バリアント4”(この言い方自体MEUで使われている言い方かは不明です。)からスプリングフィールド製のフレームを買って使っていますが、同じバリアント4でもフレーム形状の違うモノが存在します。
この画像のMEUはセレーションやスライドのダストカバーがなんとなく金色に見えるんですが、これは恐らく一度タンカラーに塗った名残では?
塗った後、一生懸命剥がしたがセレーションや刻印の奥まで剥がせなかったって感じです。
グリップにはマジックで番号が書かれています。
(こういう雑さがカッコイイと思うのですが・・・)
つまり、「MEUピストル」ってのはメチャクチャな銃なんですね!
アメリカ本国でも「MEUのレプリカを作ろう!」的なサイトがあって、アメリカ人マニアの人たちが喧々諤々やっています。
因みにオイラの知り合いの自称?元アメリカ海兵隊員(変なアメリカ人)はM1911を見てもあまり反応しませんでしたが、ベレッタを見た瞬間「Oh!エンナイン!ですね?」(Mの発音がムチャクチャいい)と言ってましたから、やはり海兵隊でも三下の兵隊はMEUピストルなんて存在自体知らないかもしれません。
2012年10月16日
USMC トレードマーク エングレーブ(刻印)
今日は最近ちょくちょくお問い合わせいただく”刻印”についてお話します!
当店で使っている機械は”機械彫り”です。所謂レーザー刻印とは違い、品物に刃物で彫っていきます。
レーザーとの違いは切り口がシャープになります。
機械で彫るといっても、そのためにはデータが必要になります。
特殊なフォントの文字やマークなどは、実物の刻印画像をCADでトレース(なぞる)ってデータを作成します。
モノによっては気の遠くなる作業です。
今回はタニオコバより新しいMEUピストルが発売されましたので、「USMC」(アメリカ海兵隊)のマークを作りました。
左は「USMC」のマークを詳細まで再現したマーク。
その横からはデフォルメしたマークです。
スライドに入る大きさ(縦15mm程度)になると詳細なマークは潰れてしまいます。
この画像のマークは0.1mmの線幅で深さは0.03mmです。
ですから右のようなデフォルメしたデータを使います。
(実銃でもデフォルメしています。)

(実銃の画像です。)
彫る刃物の径を少しづつ変えながら、一番バランスのよい刃物を選定します。
コレは刻印や彫る場所によって変わりますから、一つ一つテストを行いながら決めないといけません。
又、スライドなどは平面ではありませんから(後ろから見ると「ハ」の字になってます。)機械にセットする時も0,01mm単位で修正を行いながら平面を出していきます。
今回の「USMC」刻印はテストも無事終了!
GM7 プロフェッショナルMEUでプチカスタムでもやってみようかな?
2012年10月15日
タニオコバGM7 プロフェッショナルMEU 本日入荷!
いよいよ入荷しました!!
タニオコバGM7の最新作”プロフェッショナルMEU”
前作MEUとは!
刻印が違う!
ハンマーが違う!
グリップが違う!
バレルが違う!
リニューアルした”プロフェッショナルMEU”
詳細はコチラをご覧下さいませませ!
2012年10月11日
マルイ ガバメント改 4インチモデル
お客さんからのオーダーでこんなモノ作ってみました!
マルイのガバメントシリーズ70をベースに(別に70じゃなくてもよかったんですが・・・)
4インチ化したカスタムモデルです。
ご注文は「4インチのガバメントでゲームで使えて、中年の”はみ出し刑事”が使ってるような・・・」
という訳のわからない注文でした。
最初は普通に「コマンダー」を作ろうかと思いましたが、なんとなく”芸”がないんで少し凝ってみました。
スライド右面の刻印はお客様の”チーム刻印”です。
スライドは4インチ化した以外はノーマルっぽい仕上げにしてますが、リコイルSPガイドはフルレングスに!
合わせてプラグはアルミ削りだしでワンオフ製作しています。
刻印はシリーズ80です。
フレームは角トリガーガードを施したスプリングフィールドフレーム。
前のダストカバーの幅が違います!
(左はノーマルM1911A1のフレーム)
グリップはパックマイヤーの45Cグリップ(実物)を装着しています。
「4インチって、ただぶった切っただけジャン!」
いえいえ・・・
結構、大加工なんですよ4インチ化って
並べてみればよくわかると思いますが、スライドは前を切り詰めただけじゃなく、リコイルSPプラグの入る所を後ろに延長しています。
これは、スライドだけではなくフレームも短くなっている”ミディアムサイズフレーム”だから。
スライドを後方に延長した為、BLK時のストロークが短くなりますので、スライドストップノッチの位置も変わっているのが、お分かりでしょう。
マルイのガスガンの場合、ノッチ欠けを防止する為スライドの裏に金属パーツが付きますから、表のノッチを移動したら裏の金属パーツも変えないといけません。
4インチ化する事でインナーバレルも約25mm短くなります。
たかが25mm!されど25mm! バレルが短い分、初速が大幅にダウンします。
5インチのノーマルだと73m/s前後ですが、4インチ化すると63m/sと10m/sも落ちてしまいます。
コレを、マガジンバルブやらフローティングバルブやら色々調整して、なんとか70前後まで・・・・
なんとか完成しました!
イメージどうりか?どうか?
結果が楽しみです!
2012年10月03日
グロック19 ネービーシールズVr.
「もう、やらないんですか?」と沢山のご意見を頂きましたので、期間を延長して行います!
「ガスガンもやっちゃうよ!キャンペーン!」
勿論、KJW グロック19 リアル刻印ヴァージョンはお値段据え置きの¥8925
その他サービスも期間延長させていただきました!
更に、先日ご紹介した「ネービーシールズ」刻印を施した「グロック19 シールズ仕様」も発売いたします!!
今回はバレルチャンバーまで刻印の入った”フル刻印”です!
このバレルチャンバーの刻印はスライドのシリアルと同じ番号が打刻されています。
いわゆる「アッセンブリナンバー」と言うヤツなんですが、KJグロックのノーマルには「KJ0289」ってシリアルが入ってるんです。
流石にバレルチャンバーにコノ「KJ0289」を入れるのは嫌なんで、ノーマルシリアルを埋め新しくシリアルを打ち直しています!
そこで! アナタのご希望のシリアルナンバーを入れちゃいましょう!
誕生日・記念日・好きな番号・暗証番号・・・・・・なんでもOKです!(但し英数6文字まで。)
○ スライド左にリアル刻印
○ スライド右にリアル刻印&お好きなシリアルナンバー
○ バレルチャンバーにシリアルナンバーと同じアッセンブリナンバー
○ スライド上面 リアサイト前のネービーシールズ刻印
ぜ~んぶまとめて、なぁんと!12800円!
コレにガーダー製のリアル刻印フレームを同時お買い上げで“組込サービス”
ネービーシールズ仕様はコチラをご覧下さい!
更に先日ご紹介した「グロック19 CHPバージョン」の試作モデルを1本のみ特別価格にてご提供させて頂きます!
詳しくはコチラをご覧下さい!
2012年10月01日
GM7 ウィルソンコンバット
今日はお客様からのご依頼品です。
「ウィルソン マスターグレードLTD」
タニオコバGM7ベースでのカスタムモデルガン。
過去にMGCから多数のウィルソンが発売されていました。
その中からお客様のご希望をチョイスしたモデルです。
スライド右側は「wilson combat」の筆記体刻印のみでアッサリと仕上げています。
ブッシングにも「Wilson’s」の刻印
トリガーガードとスライド後部のチェッカリングはピッチを変えています。
グリップはスターバーストのウィルソンメダリオン入りをチョイスしています。
撃てる!ウィルソン マスターグレード。
興味がある方はお問い合わせ下さい!