2010年02月28日
タニコバさん!本当に良い人です!
先日、一本の電話がありました。
お声の感じからすると、少しお年を召された方のようでした。
「モデルガンを修理して欲しいのですが・・・」
聞くところによると、人から記念に頂いた物で大切に飾っていたところ気が付いたら部品が抜け落ちていたとの事でした。
この方は「銃」には全く興味を持っておられず、電話での説明では対応できそうになかったので、送ってもらう事に。
数日後本体が届きました。
MGCの固定スライド式ガスガンM1911A1で約25年程昔のモデルです。

グリップは送り主様の手彫りのグリップが付いています。
破損箇所はスライドストップが抜け落ちていただけでしたので、スライドストップを組み込み修理完了です。
しかし、よく見るとセフティーがかかりっ放しになっています。
サムセフティを下ろしても解除されません。
原因はサムセフティとスライドストップの間にあるプランジャーとスプリングが無くなっています。
依頼主にこの事を告げる為に電話で話しをします。
セフティがかかり放しでも、飾っているだけなら問題ないと思ったので無理に修理は薦めません
第一、スライドストップをハメただけの仕事で料金を頂くわけにはいかず、この時点では「送料のみで済みます。」と告げ、小さなプランジャーピンとは言え、現存するパーツが少なく、ワンオフ製作なら相当の金額がかかる事をお話ししたのですが、頂き物なので、ちゃんと直して欲しいとの事。
そこで作る事になったのですが、依頼主の意向を考えると限りなくオリジナルに近い物を作りたい!(まぁ殆ど私のプライド的な勝手な思い込みですが・・・)のですが資料がありません。
そこで、ダメ元で以前少しお話させて頂いた「タニオコバ」さんにメールで質問してみました。
すると、なんとタニオコバさんがお持ちのモデルを貸して下さる事に!

これがお借りした、タニオコバさん所有のガバメント ウィルソン

スライドには「Tazo Kobayashi」の刻印が!
お陰で寸分違わぬプランジャーが作れました。

上がオリジナル 下が今回製作したプランジャー

オリジナル性を重視し、真鍮を黒染めしてから組み込みます。
勿論、これはこの銃の修理に関わる経緯をお話しタニオコバさんにご理解を頂けた事で実現した事ですが、なんという心の大きな方でしょう!
我々、子供の頃からのマニアにとっては「神さま」と言っても過言ではない方です。
この件がご縁で、まだお話は続くのですが それは次回の講釈で!
最後にタニオコバ様 本当に有難う御座いました!
お声の感じからすると、少しお年を召された方のようでした。
「モデルガンを修理して欲しいのですが・・・」
聞くところによると、人から記念に頂いた物で大切に飾っていたところ気が付いたら部品が抜け落ちていたとの事でした。
この方は「銃」には全く興味を持っておられず、電話での説明では対応できそうになかったので、送ってもらう事に。
数日後本体が届きました。
MGCの固定スライド式ガスガンM1911A1で約25年程昔のモデルです。
グリップは送り主様の手彫りのグリップが付いています。
破損箇所はスライドストップが抜け落ちていただけでしたので、スライドストップを組み込み修理完了です。
しかし、よく見るとセフティーがかかりっ放しになっています。
サムセフティを下ろしても解除されません。
原因はサムセフティとスライドストップの間にあるプランジャーとスプリングが無くなっています。
依頼主にこの事を告げる為に電話で話しをします。
セフティがかかり放しでも、飾っているだけなら問題ないと思ったので無理に修理は薦めません
第一、スライドストップをハメただけの仕事で料金を頂くわけにはいかず、この時点では「送料のみで済みます。」と告げ、小さなプランジャーピンとは言え、現存するパーツが少なく、ワンオフ製作なら相当の金額がかかる事をお話ししたのですが、頂き物なので、ちゃんと直して欲しいとの事。
そこで作る事になったのですが、依頼主の意向を考えると限りなくオリジナルに近い物を作りたい!(まぁ殆ど私のプライド的な勝手な思い込みですが・・・)のですが資料がありません。
そこで、ダメ元で以前少しお話させて頂いた「タニオコバ」さんにメールで質問してみました。
すると、なんとタニオコバさんがお持ちのモデルを貸して下さる事に!
これがお借りした、タニオコバさん所有のガバメント ウィルソン
スライドには「Tazo Kobayashi」の刻印が!
お陰で寸分違わぬプランジャーが作れました。
上がオリジナル 下が今回製作したプランジャー
オリジナル性を重視し、真鍮を黒染めしてから組み込みます。
勿論、これはこの銃の修理に関わる経緯をお話しタニオコバさんにご理解を頂けた事で実現した事ですが、なんという心の大きな方でしょう!
我々、子供の頃からのマニアにとっては「神さま」と言っても過言ではない方です。
この件がご縁で、まだお話は続くのですが それは次回の講釈で!
最後にタニオコバ様 本当に有難う御座いました!
2010年02月27日
最後のチャンス!タニオコバ東京DOGSカスタム!
先日入荷後30分で完売した、「タニオコバ GM-7 キンバータクティカルカスタムⅡタイプTD」
東京DOGSカスタムモデルです!
再度1丁のみ入荷いたしました。
先日、タニオコバさんより「再販予定はない!」と直接お聞きしています。
ホンマに最後のチャンス!です!
今までの「GM-7」とは細部に至るまでカスタマイズされています。
2010年02月23日
☆祭☆ モデルガンカーニバル開催! ☆祭☆
モデルガンに興味はあるけど撃つ機会がない!
一度、ブローバックモデルガンを撃ってみたい!
って方!
2010年3月13日(土)大阪ミナミはアメリカ村にある
射撃酒場クロスファイアーポイントにて、「撃って!飲んで!遊んで!」の大イベント
「モデルガンカーニバル2010(M・G・C・2010)」
を開催いたします。
当日は勿論ご自分のモデルガンを持って来て頂いても結構ですが、無料貸出モデルガンも御座います。
料金はナントワンドリンク・ワンフード・キャップ火薬100発付きで¥2500と驚き価格です!
貸出銃の種類など詳細は下記の画像を「クリック」して下さい!
一度、ブローバックモデルガンを撃ってみたい!
って方!
2010年3月13日(土)大阪ミナミはアメリカ村にある
射撃酒場クロスファイアーポイントにて、「撃って!飲んで!遊んで!」の大イベント
「モデルガンカーニバル2010(M・G・C・2010)」
を開催いたします。
当日は勿論ご自分のモデルガンを持って来て頂いても結構ですが、無料貸出モデルガンも御座います。
料金はナントワンドリンク・ワンフード・キャップ火薬100発付きで¥2500と驚き価格です!
貸出銃の種類など詳細は下記の画像を「クリック」して下さい!

2010年02月21日
お手入れ大変!お父さん!
皆さんこんばんわ。
日曜日の夜、いかがお過ごしですか?
私は相変わらず「お手入れ」です。
よく、「モデルガンは手入れが大変そうで、なかなか手が出ません!」
なんて、聞きます。
ハイ!大変です!
特にカートの手入れは単調な作業で飽き飽きします。
ハンドガンなら数も少ないのですが、フルオートモデルガンなんか撃った日にゃ・・・・

これが私のノルマでした。約60発あります。
私の場合これらは発火後バケツに漬けておき、風呂に入る時に一緒に入ります!(**;)
風呂につかりながら、綿棒でシコシコ磨きます。
風呂上りは水気を取ってシリコンオイルを吹き組立てて完成です。
結局、風呂に入ってもすぐオイル臭くなっちゃいます。
勿論、銃のクリーニングも忘れてませんよ!
銃好きの方にも色々ありますが、私の場合は基本的にメカが好きなのでバラしたり組んだりするのが好きなんですが、何の用事も無いのにバラすのはどうも好きになれません。
発火しちゃえば半ば強制的に分解清掃を行わなければならない訳ですが、その強制的ってのが何となくリアルで良かったりします。
実銃では発砲後クリーニングしなければ、あっと言う間に錆だらけですからね。
日曜日の夜、いかがお過ごしですか?
私は相変わらず「お手入れ」です。
よく、「モデルガンは手入れが大変そうで、なかなか手が出ません!」
なんて、聞きます。
ハイ!大変です!
特にカートの手入れは単調な作業で飽き飽きします。
ハンドガンなら数も少ないのですが、フルオートモデルガンなんか撃った日にゃ・・・・
これが私のノルマでした。約60発あります。
私の場合これらは発火後バケツに漬けておき、風呂に入る時に一緒に入ります!(**;)
風呂につかりながら、綿棒でシコシコ磨きます。
風呂上りは水気を取ってシリコンオイルを吹き組立てて完成です。
結局、風呂に入ってもすぐオイル臭くなっちゃいます。
勿論、銃のクリーニングも忘れてませんよ!
銃好きの方にも色々ありますが、私の場合は基本的にメカが好きなのでバラしたり組んだりするのが好きなんですが、何の用事も無いのにバラすのはどうも好きになれません。
発火しちゃえば半ば強制的に分解清掃を行わなければならない訳ですが、その強制的ってのが何となくリアルで良かったりします。
実銃では発砲後クリーニングしなければ、あっと言う間に錆だらけですからね。
2010年02月18日
本日入荷 東京DOGSカスタム!!
本日ようやく入荷しました!!
「タニオコバ GM-7 キンバータクティカルカスタムⅡタイプTD」
東京DOGSで小栗旬さん演じる高倉奏刑事が使用したモデルです!
実はこのカスタムに関しては昨年より待ち望んでいたので、個人的にめっちゃ!嬉しいのです!!
今までの「GM-7」とは細部に至るまでカスタマイズされています。
2010年02月17日
六研/エラン GIコルト ガバメント
モデルガンというのは非常に奥が深い趣味です。
同じ「ガバメント」なのに何故こんなに違うのか?
マルシンのHWガバメント。
価格は¥17000とお買い得です。作動の方問題点はあるものの十分なレベルかな?と思います。
タニオコバの「GM7」
GM7というのは「ガバメント7」の略。MGC時代から合わせて7代目のタニオコバさん設計のガバメントです。
価格は¥30000と少しお高いですが、作動の方は申し分ない!モデルです。
そして、「六研/エラン GIコルトM1911A1」ダミーカート仕様ですので、ブローバックを楽しむ事は出来ません。
実銃を寸分なくモデル化し、ガバメントモデルの最高峰に位置します。
高比重樹脂を採用し、実銃とほぼ同じ重さと質感を再現しています。
価格は¥150000と、めっちゃ!!高いですが、実銃を持てない日本で実銃と変わらぬ質感を体感でしるのですから、安いのかも?
今月号のGun誌でもエランの製造過程を紹介していましたが、本当にハンドメイドのクラフトマンシップ作品です。
現に現在商品の供給が遅れており、当店にも先月末に入荷予定だったのが未だに来ていません。
理由は「職人さんの体調不良」という事ですから、さすがクラフトマンシップ!と驚いてしまいます。
先日、エランさんから予約者のみに記念のパネルが届きました。
この写真見てください!
完全に本物ですよね!

まだ、現物が着てませんので当店HPにはアップしていませんが予約受付中です。
同じ「ガバメント」なのに何故こんなに違うのか?
マルシンのHWガバメント。
価格は¥17000とお買い得です。作動の方問題点はあるものの十分なレベルかな?と思います。
タニオコバの「GM7」
GM7というのは「ガバメント7」の略。MGC時代から合わせて7代目のタニオコバさん設計のガバメントです。
価格は¥30000と少しお高いですが、作動の方は申し分ない!モデルです。
そして、「六研/エラン GIコルトM1911A1」ダミーカート仕様ですので、ブローバックを楽しむ事は出来ません。
実銃を寸分なくモデル化し、ガバメントモデルの最高峰に位置します。
高比重樹脂を採用し、実銃とほぼ同じ重さと質感を再現しています。
価格は¥150000と、めっちゃ!!高いですが、実銃を持てない日本で実銃と変わらぬ質感を体感でしるのですから、安いのかも?
今月号のGun誌でもエランの製造過程を紹介していましたが、本当にハンドメイドのクラフトマンシップ作品です。
現に現在商品の供給が遅れており、当店にも先月末に入荷予定だったのが未だに来ていません。
理由は「職人さんの体調不良」という事ですから、さすがクラフトマンシップ!と驚いてしまいます。
先日、エランさんから予約者のみに記念のパネルが届きました。
この写真見てください!
完全に本物ですよね!

まだ、現物が着てませんので当店HPにはアップしていませんが予約受付中です。
2010年02月16日
東京DOGS プロップカスタム 限定100丁!
いやぁ~!遂に発売されます!
タニオコバの最新作! 「キンバータクティカルカスタム2タイプTD」
「タイプTD」って!そうあの「東京DOGS」で使用された「キンバーカスタム」ですよ!
このGM7が実際に撮影で小栗旬さんがプロップガンとして使われていた「キンバーカスタム」はタニオコバさん自身が手がけられたって事は、既にGun誌などで取り上げられたとおり。
現時点では、詳細は下記のチラシでしかわかりませんが前作の「タクティカルベーシック」ではナイロン樹脂だったフレームはHWになっております。
キンバーの刻印も鮮やかに、「東京DOGS」ファンに限らずSWATファンにも嬉しいモデルです。
今、当店でご予約頂くと特典として別売の「カート20発標準セット」をプレゼント!
メーカー限定100丁ですのでお早めに!

タニオコバの最新作! 「キンバータクティカルカスタム2タイプTD」
「タイプTD」って!そうあの「東京DOGS」で使用された「キンバーカスタム」ですよ!
このGM7が実際に撮影で小栗旬さんがプロップガンとして使われていた「キンバーカスタム」はタニオコバさん自身が手がけられたって事は、既にGun誌などで取り上げられたとおり。
現時点では、詳細は下記のチラシでしかわかりませんが前作の「タクティカルベーシック」ではナイロン樹脂だったフレームはHWになっております。
キンバーの刻印も鮮やかに、「東京DOGS」ファンに限らずSWATファンにも嬉しいモデルです。
今、当店でご予約頂くと特典として別売の「カート20発標準セット」をプレゼント!
メーカー限定100丁ですのでお早めに!

2010年02月07日
レオンバック いよいよ発売!
以前このブログでもお話した映画「レオン」のカバンですが、
当店オリジナルとして近々に販売する事にしました。
映画「レオン」のレプリカではありません。
この度、試作品が完成しましたのでご紹介させて頂きます!

木製のトランクの表面は革張り(合皮)で仕上げられています。
「居間に置いていて目障りにならない!」
を基本コンセプトに作成しております。
サイズは横約36cm×縦22cm×奥行20cmになっており、
「カラーBOXの一段に収まる大きさ!」
に、なっております。

上蓋と前面を開けると、中には木製ガンラックが収まっています。
ガンラックは3丁掛けで、引き出しにはオートのマガジンなら3本収まる事が出来ます。
バレル部分を上から挟み込む別部品にて銃を固定しますので移動時にも銃がガタつきません。
家で銃の置き場所に困っているお父さんにはうってつけの商品です!
2010年3月中旬発売開始
予定価格は¥24800-(税込み¥26040)
当店サイトにて先行予約を受け付けております。
ご予約頂いた方は、上記価格より20%OFFの(¥19840(税込み¥20832)にて販売させて頂きます。
※ 写真は「試作品」ですので、予告なしで多少の変更ある場合が御座います。
※ 基本的にはご注文頂いてからの製作になりますので、お届けまで数週間かかる場合も御座いますのでご了承下さい。
当店オリジナルとして近々に販売する事にしました。
映画「レオン」のレプリカではありません。
この度、試作品が完成しましたのでご紹介させて頂きます!
木製のトランクの表面は革張り(合皮)で仕上げられています。
「居間に置いていて目障りにならない!」
を基本コンセプトに作成しております。
サイズは横約36cm×縦22cm×奥行20cmになっており、
「カラーBOXの一段に収まる大きさ!」
に、なっております。
上蓋と前面を開けると、中には木製ガンラックが収まっています。
ガンラックは3丁掛けで、引き出しにはオートのマガジンなら3本収まる事が出来ます。
バレル部分を上から挟み込む別部品にて銃を固定しますので移動時にも銃がガタつきません。
家で銃の置き場所に困っているお父さんにはうってつけの商品です!
2010年3月中旬発売開始
予定価格は¥24800-(税込み¥26040)
当店サイトにて先行予約を受け付けております。
ご予約頂いた方は、上記価格より20%OFFの(¥19840(税込み¥20832)にて販売させて頂きます。
※ 写真は「試作品」ですので、予告なしで多少の変更ある場合が御座います。
※ 基本的にはご注文頂いてからの製作になりますので、お届けまで数週間かかる場合も御座いますのでご了承下さい。
2010年02月07日
お父さんは辛いよ!
先日シートベルト検問で捕まってしまいました。
丁度、問屋さんで商品を引き取り帰る道中での出来事です。
信号で止まって後部座席に置いていた物を取ろうとシートベルトを外した時に携帯が鳴り、電話の対応をしているうちに青信号になり、交差点を曲がった瞬間ポリスマンが!
慌てて、電話を投げ捨てたんですが・・・・・
「ピッ!ピッ!ピッ!ピィ----!」
悪魔の笛の音が・・・・・

仕方なく車を左に寄せ、免許書を提示。
当然、不機嫌です。
その時、警官の一人が車を覗き込みました。
助手席には箱に入った「マルシン・ベレッタM84」のモデルガンが無造作に載せてありました。
警官が言います。
警官「あっ!M84ですよね。」
私 「あぁ、(箱を見て)箱に書いてるもんな!」(この時は単なる機嫌取りにしか思わなかった。)
警官「いいですねぇ!」
私 「自分(大阪弁では貴方も自分と言う)ら、ホンモン持ってんがな!」
警官「でも、1年に1・2回撃つだけですよ。」
私 「鉄砲好きなんか?」
警官「えぇ!」
私 「ほな、買ったらええがな!」(まだ、少し反抗的です。子供か!)
警官「いやぁ・・・嫁はんがねぇ・・・・」
警官「これ、いくらするんですか?」
私 「このM84やったら1万前後かな?売ったろか?俺これが商売やし。」
警官「1万かぁ・・・1ヶ月3万の小遣いでは、しんどいわぁ!昼飯込みですよ。」
私 「奥さんイヤがるの、こんなん(銃の事)?」
警官「本買って帰っただけでも、"ゴミになるっ!"って言われます・・・」
私 「ホンマかいなぁ・・・」
その後は私も反抗的な態度を改めてお話したのですが、このお巡りさんが言っている事って世間ではよくあるお話なのでは?
よくよく考えれば、警察官の中には「銃」が好きな人が潜在的に多いのでは?
私自身も子供の頃は警察官になりたかったのですから。
警察官と言う仕事をしている人の奥さんでも、銃に嫌悪感があるのですから一般の奥さんが嫌悪感を持つのは当たり前っちゃあ当たり前ですな!
このブログを読んでいる方の中にも、奥さんの反対で銃を購入できない方がいらっしゃるのでは?
難しい問題(相手はかなり強敵です!)ですが、頑張って説得してみましょう!
丁度、問屋さんで商品を引き取り帰る道中での出来事です。
信号で止まって後部座席に置いていた物を取ろうとシートベルトを外した時に携帯が鳴り、電話の対応をしているうちに青信号になり、交差点を曲がった瞬間ポリスマンが!
慌てて、電話を投げ捨てたんですが・・・・・
「ピッ!ピッ!ピッ!ピィ----!」
悪魔の笛の音が・・・・・

仕方なく車を左に寄せ、免許書を提示。
当然、不機嫌です。
その時、警官の一人が車を覗き込みました。
助手席には箱に入った「マルシン・ベレッタM84」のモデルガンが無造作に載せてありました。
警官が言います。
警官「あっ!M84ですよね。」
私 「あぁ、(箱を見て)箱に書いてるもんな!」(この時は単なる機嫌取りにしか思わなかった。)
警官「いいですねぇ!」
私 「自分(大阪弁では貴方も自分と言う)ら、ホンモン持ってんがな!」
警官「でも、1年に1・2回撃つだけですよ。」
私 「鉄砲好きなんか?」
警官「えぇ!」
私 「ほな、買ったらええがな!」(まだ、少し反抗的です。子供か!)
警官「いやぁ・・・嫁はんがねぇ・・・・」
警官「これ、いくらするんですか?」
私 「このM84やったら1万前後かな?売ったろか?俺これが商売やし。」
警官「1万かぁ・・・1ヶ月3万の小遣いでは、しんどいわぁ!昼飯込みですよ。」
私 「奥さんイヤがるの、こんなん(銃の事)?」
警官「本買って帰っただけでも、"ゴミになるっ!"って言われます・・・」
私 「ホンマかいなぁ・・・」
その後は私も反抗的な態度を改めてお話したのですが、このお巡りさんが言っている事って世間ではよくあるお話なのでは?
よくよく考えれば、警察官の中には「銃」が好きな人が潜在的に多いのでは?
私自身も子供の頃は警察官になりたかったのですから。
警察官と言う仕事をしている人の奥さんでも、銃に嫌悪感があるのですから一般の奥さんが嫌悪感を持つのは当たり前っちゃあ当たり前ですな!
このブログを読んでいる方の中にも、奥さんの反対で銃を購入できない方がいらっしゃるのでは?
難しい問題(相手はかなり強敵です!)ですが、頑張って説得してみましょう!
2010年02月06日
ポリス・リボルバー対決2
日本のポリス・リボルバーと言えば「ニューナンブM60」
私が日本の警察官が実際に使ってる銃が「ニューナンブM60」だと知ったのは、何を隠そう「こち亀」である。
今では「こち亀」といえば知らない人の方が少ないが、私が知った当時はマイナーな漫画でした。(30年ぐらい前かな?)
連載当初の「こち亀」はわり劇画タッチで登場する銃器などは結構マニアックでした。
私が中学生の頃(80年代初頭)、CMCのABS製M36チーフススペシャルをベースにニューナンブM60を作りましたが、その時の資料は「こち亀」です。
と、言うより「こち亀」以外にニューナンブの資料なんか有りませんでした。
では、「こち亀」を知る以前は、日本のポリスリボルバーと言えば「ハイウェイパトロールマン」だったでしょう。
でしょう。というのは今になって知った事だからです。
当時、TVドラマで刑事が持つ銃は「エジェクターロッドカバー付きの黒いリボルバー」ってのが定番だったのですが、ビデオなんか無い時代ですからスローや繰り返し見れる訳でも無く、画像もアナログのしかもTV自体も良い物ではありませんから、銃の細かい所まで見ることが出来ませんでした。
この「ハイウェイ・パトロールマン」と並んで刑事ドラマで良く使えわれていたのが、
「コルト・ローマン2インチ」です。
どちらもプロップで使われるのはMGC製が多かったのですが、これは作動性の良さからです。
現タニオコバの社長「小林太三」さんの設計ですから実銃とは違うメカですが、動きの良さでは定評があります。
「ローマン」に至っては現在でも度々使用されているぐらいですから。
前置きが長くなりましたが、今回はTVドラマ「あぶない刑事」でユージこと大下刑事(柴田恭平さん)が使用した、リボルバー2種類の対決?です。
「MGC コルト・ローマン2インチ(旧ローマン)」と
「MGC コルト・パイソン2.5インチ」

共にABS製のモデルです。
何故、ポリスリボルバーなのかと言うと両製品の箱に書いてあります。
「THE HERO IN POLUCE ACTIONS THIS GUN!」

メーカーが言うのですから、間違いないでしょう!
まず、ローマンですが

カート無しの重量で446g。カートを6発入れると529gですからABSにしてはズッシリとくる重さです。
理由はグリップ内のウエイトと亜鉛合金製のサブフレームのお陰でしょう。
作動はトリガープルがやたら重い!


コルトのダブルアクション銃全てに言えますが、トリガーまでの距離がS&Wなどに比べると遠いせいで重く感じるのではないでしょうか。
ダブルアクションでのシリンダーの回転もハンマーが落ちると同時に激発位置にくるなど、かなりギリギリのセッティングですが不発など見た事ないぐらい快調に発火します。
当時、何かの本で見たチューニングとしてはシリンダーハンド(シリンダーを回転させるレバー)の先端をハンマーで叩き延ばして、少しでも早く激発位置にシリンダーが回転するように解説した本がありました。
かなり強引なチューニング方ですね。
この「ローマン」後にエジェクターロッドシュラウド(カバー)が付きましたが、初期は画像のシュラウド無しでこれを「クラシックローマン」と言います。
年寄りマニア(失礼!キャリアの古いマニアの方)は「旧ローマン」と言う言い方の方が馴染みがありますね。(私もです・・)
因みに「ローマン」とは「LAW(法律)MAN」と言う意味で主に警察官など法律に関わる仕事の方を意味します。
次にパイソン2.5インチです。

コルト・パイソンと言えば「拳銃のロールスロイス」と言われる程の銃で、表面仕上げのブルーイングはコルト社の職人魂が感じられる傑作です。
バレル上部のベンチレーティッドが特徴的で、これは連射時のバレル冷却を目的としています。
冷却することで、バレルの発熱による陽炎を防ぐのが目的なのですが、効果の程は・・・;
「MGC コルト・パイソン2.5インチ」の重量はカート無しで618g。カートを6発入れると700gとかなり重いです。
これもローマン同様サブフレームのお陰ですが、私の所有するパイソンはオーバーサイズグリップなので大きめのグリップウエイトのお陰だと思います。


「あぶデカ」でユージが使ったパイソン2.5インチはサービスタイプグリップ(小さいヤツ)でしたので、ここまで重くはなかったでしょう。
このパイソンに関してはダブルアクション時はハンマーが落ちる前にシリンダーは激発位置に来ます。
当然、実銃は全てこのような動きをします。
トリガーにはグループが切ってあるのですが、これが重たいトリガープルと相まって指が痛いぐらいです。
ABSという素材は磨きこむと気持ちブルーぽくなりキレイです。
HWには無い魅力の一つですね。
昔はコンパウンドで必死に磨き込んだものです。


私が入手した両製品とも非常に程度が良く、シリンダーをスイングアウトさせるとサイドプレートにカートがキレイに映りこみます。
残念ながら、この頃のMGCのリボルバーはカート全長が短く「リアルカート」は装填できませんが「マルベリーフィールド」さんが、このサイズのリアル?カートを販売しています。

こんな古いモデルガンの修理やレストアもやってます。
私が日本の警察官が実際に使ってる銃が「ニューナンブM60」だと知ったのは、何を隠そう「こち亀」である。
今では「こち亀」といえば知らない人の方が少ないが、私が知った当時はマイナーな漫画でした。(30年ぐらい前かな?)
連載当初の「こち亀」はわり劇画タッチで登場する銃器などは結構マニアックでした。
私が中学生の頃(80年代初頭)、CMCのABS製M36チーフススペシャルをベースにニューナンブM60を作りましたが、その時の資料は「こち亀」です。
と、言うより「こち亀」以外にニューナンブの資料なんか有りませんでした。
では、「こち亀」を知る以前は、日本のポリスリボルバーと言えば「ハイウェイパトロールマン」だったでしょう。
でしょう。というのは今になって知った事だからです。
当時、TVドラマで刑事が持つ銃は「エジェクターロッドカバー付きの黒いリボルバー」ってのが定番だったのですが、ビデオなんか無い時代ですからスローや繰り返し見れる訳でも無く、画像もアナログのしかもTV自体も良い物ではありませんから、銃の細かい所まで見ることが出来ませんでした。
この「ハイウェイ・パトロールマン」と並んで刑事ドラマで良く使えわれていたのが、
「コルト・ローマン2インチ」です。
どちらもプロップで使われるのはMGC製が多かったのですが、これは作動性の良さからです。
現タニオコバの社長「小林太三」さんの設計ですから実銃とは違うメカですが、動きの良さでは定評があります。
「ローマン」に至っては現在でも度々使用されているぐらいですから。
前置きが長くなりましたが、今回はTVドラマ「あぶない刑事」でユージこと大下刑事(柴田恭平さん)が使用した、リボルバー2種類の対決?です。
「MGC コルト・ローマン2インチ(旧ローマン)」と
「MGC コルト・パイソン2.5インチ」
共にABS製のモデルです。
何故、ポリスリボルバーなのかと言うと両製品の箱に書いてあります。
「THE HERO IN POLUCE ACTIONS THIS GUN!」
メーカーが言うのですから、間違いないでしょう!
まず、ローマンですが
カート無しの重量で446g。カートを6発入れると529gですからABSにしてはズッシリとくる重さです。
理由はグリップ内のウエイトと亜鉛合金製のサブフレームのお陰でしょう。
作動はトリガープルがやたら重い!
コルトのダブルアクション銃全てに言えますが、トリガーまでの距離がS&Wなどに比べると遠いせいで重く感じるのではないでしょうか。
ダブルアクションでのシリンダーの回転もハンマーが落ちると同時に激発位置にくるなど、かなりギリギリのセッティングですが不発など見た事ないぐらい快調に発火します。
当時、何かの本で見たチューニングとしてはシリンダーハンド(シリンダーを回転させるレバー)の先端をハンマーで叩き延ばして、少しでも早く激発位置にシリンダーが回転するように解説した本がありました。
かなり強引なチューニング方ですね。
この「ローマン」後にエジェクターロッドシュラウド(カバー)が付きましたが、初期は画像のシュラウド無しでこれを「クラシックローマン」と言います。
年寄りマニア(失礼!キャリアの古いマニアの方)は「旧ローマン」と言う言い方の方が馴染みがありますね。(私もです・・)
因みに「ローマン」とは「LAW(法律)MAN」と言う意味で主に警察官など法律に関わる仕事の方を意味します。
次にパイソン2.5インチです。
コルト・パイソンと言えば「拳銃のロールスロイス」と言われる程の銃で、表面仕上げのブルーイングはコルト社の職人魂が感じられる傑作です。
バレル上部のベンチレーティッドが特徴的で、これは連射時のバレル冷却を目的としています。
冷却することで、バレルの発熱による陽炎を防ぐのが目的なのですが、効果の程は・・・;
「MGC コルト・パイソン2.5インチ」の重量はカート無しで618g。カートを6発入れると700gとかなり重いです。
これもローマン同様サブフレームのお陰ですが、私の所有するパイソンはオーバーサイズグリップなので大きめのグリップウエイトのお陰だと思います。
「あぶデカ」でユージが使ったパイソン2.5インチはサービスタイプグリップ(小さいヤツ)でしたので、ここまで重くはなかったでしょう。
このパイソンに関してはダブルアクション時はハンマーが落ちる前にシリンダーは激発位置に来ます。
当然、実銃は全てこのような動きをします。
トリガーにはグループが切ってあるのですが、これが重たいトリガープルと相まって指が痛いぐらいです。
ABSという素材は磨きこむと気持ちブルーぽくなりキレイです。
HWには無い魅力の一つですね。
昔はコンパウンドで必死に磨き込んだものです。
私が入手した両製品とも非常に程度が良く、シリンダーをスイングアウトさせるとサイドプレートにカートがキレイに映りこみます。
残念ながら、この頃のMGCのリボルバーはカート全長が短く「リアルカート」は装填できませんが「マルベリーフィールド」さんが、このサイズのリアル?カートを販売しています。
こんな古いモデルガンの修理やレストアもやってます。